平均余命(男・女)50歳~105歳 !平均余命a
現代シニア用語事典-昭和シニア人名録(賀寿期5歳層別)
現代シニア用語事典・昭和シニア人名録(賀寿期五歳層別)
これらの優れた人びとが活躍している姿が見えない社会を「日本高齢社会」とはいえない。
2012年では、
百寿期(100歳以上) 大正元年以前
白寿期(95歳~99歳) 大正 6年~大正 2年
卆寿期(90歳~94歳) 大正11年~大正 7年
米寿期(85歳~89歳) 昭和 2年~大正12年
傘寿期(80歳~84歳) 昭和 7年~昭和 3年
喜寿期(75歳~79歳) 昭和12年~昭和 8年
古希期(70歳~74歳) 昭和17年~昭和13年
還暦期(60歳~69歳) 昭和27年~昭和18年
<注>平成24年は大正101年、昭和87年に当たります。
「平和団塊(昭和21年~25年)」の人びとがすべて還暦期に。
昭和シニア人名録
1926年(昭和元・86歳)~1952年(昭和27・60歳)
物故者 も最近の人やまだ心の中に生きつづけている(話題になる)人は残してあります。
ご自分と同時代の「賀寿期」をともに生きる「知名人」の小録としてご参考までに。
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米寿期(85歳~89歳) 昭和2年~大正12年
1926年(昭和元)年
早乙女貢(1・1 歴史小説) 森英恵(1・8 ファッション) 森亘(1・10 病理学) 三浦朱門(1・12 作家) 松谷みよ子(2・15 児童文学) 安野光雅(3・20 画家) 加藤寛(公共選択) 河野多恵子(4・30 作家) 奧野健男(7・25 文芸評論) 石井ふく子(9・1 プロデューサー) 今村昌平(9・15 映画監督) 祖父江孝男(11・5 文化人類学) 鈴木孝夫(11・9 言語社会学) 中根千枝(11・30 社会人類学)
1927年(昭和2)年
一番ケ瀬康子(1・5 社会福祉) 勅使河原宏(1・28 華道・映画監督) 熊倉一雄(1・30 演出家) 植木等(2・25 俳優) 高松和男(3・12 経営分析) 宮城まり子(3・21 ねむの木学園) 堤清ニ(3・30 企業経営・作家) 無着成恭(3・31 教育評論) 矢代静一(4・10 劇作家) 北杜夫(5・1 作家) ジョージ川口(6・15 音楽家) 芦野宏(6・18 シャンソン) 小原秀雄(7・2 動物生態学) 観世栄夫(8・3 能楽師) 小西正泰(8・9 昆虫学) 粟津則雄(8・15 文芸評論) 祖父江昭二(9・3 近代文学) 伊東光晴(9・11 経済学) 坂本義和(9・16 国際政治学) 緒方貞子(9・16 国際関係) 加山又造(9・24 画家) 舛田利雄(10・5 映画監督) 馬場のぼる(10・18 漫画家) 古田足日(11・29 児童文学)
傘寿期(80歳~84歳) 昭和7年~昭和3年
1928年(昭和3)年
大堀敦子(1・1 ピアニスト) 池田大作(1・2 宗教家) 岡井隆(1・5 歌人) 網野善彦(1・22 常民文化) 田久保英夫(1・25 作家) 暉峻淑子(2・5 生活経済) 増田義郎(2・17 文化人類学) 上田哲(2・26 ジャーナリスト) 長沢和俊(2・28 東西交渉史) 兼高かおる(2・28 旅行作家) 小島功(3・3 漫画家) 菊竹清訓(4・1 建築家) 古在由秀(4・1 天文学) 久里洋二(4・9 アニメーション) 諸井虔(4・23 企業経営) 津村節子(6・5 作家) 蝋山道雄(8・11 国際政治) 唯是康彦(8・13 食糧経済) 三浦文夫(社会保障・社会福祉) 五十嵐喜芳(9・8 声楽家) 古橋広之進(9・16 JOC会長) 冨森叡児(9・20 ジャーナリスト) 鈴木義司(9・26 漫画家) 羽仁進(10・10 評論家) 熊沢喜久雄(11・14 植物栄養学) 宮尾盤(11・27 地方財政) 土井たか子(11・30 政治家) 土本典昭(12・11 記録映画) 佐藤慶(12・21 俳優) 多木浩二(12・27 美術評論)
1929年(昭和4)年
加藤郁乎(1・3 俳人) 増田れい子(1・5 ジャーナリスト) 三遊亭圓歌(1・10 落語家) 神山繁(1・16 俳優) 三木多聞(2・6 美術評論) 田沼武能(2・18 写真家) 西川杏太郎(3・9 日本美術史) 大塚正徳(3・10 薬理学) 三遊亭金馬(3・19 落語家) 犬塚弘(3・23 俳優) 津本陽(3・23 小説家) 三枝和子(3・31 小説家) 小沢昭一(4・6 俳優) 永井一正(4・20 デザイナー) 加賀乙彦(4・22 小説家) 鈴木道彦(4・26 フランス文学) 平岡篤頼(5・2 フランス文学) 仲谷昇(5・4 俳優) 大林太良(5・10 民族学) 板東三津五郎(5・14 歌舞伎俳優) 奥平康弘(5・19 憲法学) 高橋治(5・23 小説家) 長野敬(6・6 生物学) 島田陽子(6・7 詩人) 日野啓三(6・14 小説家) 都筑道夫(7・6 推理作家) 栗田勇(7・18 フランス文学) 笹原正三(7・28 レスリング協会) 磯村尚徳(8・9 ジャーナリスト) 早坂暁(8・11 小説家) 松下圭一(8・19 政治学) サトウサンペイ(9・11 漫画家) 新井直之(9・21 ジャーナリズム論) 中江利忠(10・4 ジャーナリスト) 鈴木尚之(10・5 脚本家) 志賀信夫(10・23 放送評論) 高松英郎(10・24 俳優) 鈴木章夫(11・7 胸部外科学) 納谷悟朗(11・17 演出家) 奈良岡朋子(12・1 俳優) 塚田理(12・31 神学)
1930(昭和5)年
佃公彦(1・1 漫画家) 辰濃和男(1・1 ジャーナリスト) 高橋信孝(1・3 農薬学) 内田満(1・4 政治学) 菅野昭正(1・7 フランス文学) 森川俊夫(1・7 ドイツ文学) 我妻堯(1・9 母子保健) 野村万蔵(1・10 狂言師) 三宅久之(1・10 政治評論) 田中一光(1・13 デザイン) 新珠三千代(1・15 俳優) 東松照明(1・16 写真家) 不破哲三(1・26 政治家) 大賀典雄(1・29 企業経営) 小此木啓吾(1・31 精神医学) 粕谷一希(2・4 編集者) 牛山純一(2・4 映像記録) 近藤淳(2・6 物性物理) 三輪秀彦(2・10 フランス文学) 荒瀬豊(2・15 マスコミ史) 榎本滋民(2・21 演出家) 飯島耕一(2・25 フランス文学) 日高敏隆(2・26 昆虫学) 芝田進午(3・26 社会学) 松山幸雄(4・1 ジャーナリスト) 竹村健一(4・7 評論家) 松永伍一(4・22 評論家) 秋山駿(4・23 文芸評論) 加藤秀俊(4・26 社会学) 坂根厳夫(4・27 科学評論) 高橋英夫(4・30 ドイツ文学) 板倉聖宣(5・2 科学教育) 半藤一利(5・21 作家論) 熊井啓(6・1 映画監督) 和田勉(6・3 演出家) 上坂冬子(6・10 評論家) 阿部進(6・11 教育評論) 平山郁夫(6・15 画家) 妹尾河童(6・23 舞台美術) 左幸子(6・29 俳優) 中島誠(7・2 文芸評論) 深作欣二(7・3 映画監督) 秋谷栄之助(7・15 宗教家) 高島忠夫(7・27 俳優) 正木馨(8・4 社会保険) 芦田淳(8・21 服飾デザイン) 藤岡琢也(9・4 俳優) 長沼健(9・5 サッカー) 鈴木章(9・12 化学者) 竹内宏(9・13 経済評論) 有馬朗人(9・13 原子核物理) 石川喬司(9・17 評論家) 東野芳明(9・28 美術評論) 大山克巳(9・30 俳優) 佐藤忠男(10・6 映画評論) 野坂昭如(10・10 作家) 渡部昇一(10・15 評論家) 西村寿行(11・3 作家) 水尾比呂志(11・7 造形学) 黒木和雄(11・10 映画監督) 大庭みな子(11・11 作家) 俵萌子(12・7 評論家) 名古屋章(12・8 俳優) 佐々淳行(12・11 安全保障) 諸井誠(12・17 作曲家) 小田島雄志(12・18 演劇)
1931(昭和6)年
行天豊雄(1・2 国際金融) 海部俊樹(1・2 政治家) 明石康(1・19 元国連事務次長) 小松左京(1・28 作家) 牛尾治朗(2・12 企業経営) 大岡信(2・16詩人・評論) 白石かずこ(2・27 詩人) 常盤新平(3・1 翻訳家) 篠田正浩(3・9 映画監督) 福原義春(3・14 企業メセナ) 三浦哲郎(3・16 作家) 犬養智子(4・18 評論家) 猪谷千春(5・20 スキー) 野村万作(6・22 狂言師) 磯崎新(7・23 建築家) 山口昌男(8・20 文化人類学) 鹿野政直(8・20 歴史学) 岡野俊一郎(8・28 サッカー) 山田洋次(9・13 映画監督) 曾野綾子(9・17 作家) 宇津井健(10・24 俳優) 正村公宏(11・15 経済学) 本多勝一(11・22 ジャーナリスト) 谷川俊太郎(12・15 詩人) 中村鴈治郎(12・31 俳優)
1932(昭和7)年
二上達也(1・2 将棋棋士) 高階秀爾(2・5 美術評論) 広岡達朗(2・9 プロ野球) 世良譲(3・10 ピアニスト) 大沢啓二(3・14 プロ野球) 平岩弓枝(3・15 作家) 早乙女勝元(3・26 作家) 大島渚(3・31 映画監督) 富田勲(4・22 音楽家) 高井有一(4・27 作家) 樋口恵子(5・4 評論家) 黒井千次(5・28 作家) 小田実(6・2 評論家) 宇井純(6・25 化学工学) 内橋克人(7・2 評論家) 遠藤実(7・6 作曲家) 青島幸男(7・17 作家) 堂本暁子(7・31 千葉県知事) 岸恵子(8・11 俳優) 小林亜星(8・11 作詞・作曲) 岩城宏之(9・6 指揮者) 杉浦康平(9・8 デザイン) 石原慎太郎(9・30 都知事・作家) 五木寛之(9・30 作家) 森田実(10・23 政治評論) 渡辺美佐子(10・23 俳優) 仲代達矢(12・13 俳優)
喜寿期(75歳~79歳) 昭和12年~昭和8年
1933(昭和8)年
森村誠一(1・2 作家) 三遊亭円楽(1・3 落語家) 市川昭介(1・4 作曲家) 岡田茉莉子(1・11 俳優) 藤本義一(1・26 作家) 渡辺貞夫(2・1 音楽家) 一柳慧(2・4 作曲家) 白籏史朗(2・23 写真家) 青井忠雄(3・3 企業経営) 浅利慶太(3・16 演出家) 香西泰(3・22 日本経済論) 篠弘(3・23 歌人) 永六輔(4・10 放送タレント) 天野祐吉(4・27 コラムニスト) 扇千景(5・10 政治家) 池坊専永(7・21 華道家元) 黒柳徹子(8・9 俳優) 菅原文太(8・16 俳優) 渡辺淳一(10・24 作家) 半村良(10・27 作家) 池内淳子(11・4 俳優) 高畠通敏(11・16 政治学) 平幹二朗(11・21 俳優) 中沢桂(11・23 声楽家) 柿沢弘治(11・26 政治家) 辻村ジュサブロー(12・15 人形作家)
1934(昭和9)年
児玉清(1・1 俳優) 山口定(1・2 政治学) 玉置宏(1・5 司会者) 芦田甚之助(1・13 労働運動) 宇野亜喜良(3・13 イラスト) 大橋巨泉(3・22 政治家) 山崎正和(3・26 劇作家) 坂口力(4・1 政治家) 橘家圓蔵(4・3 落語家) 黒川紀章(4・8 建築家) 堀田力(4・12 弁護士) 田原総一朗(4・15 評論家) 大内順子(5・4 服飾評論) 広中和歌子(5・11 政治家) 堤義明(5・29 企業経営) 田中克彦(6・3 言語学) 山田太一(6・6 脚本家) 米倉斉加年(7・10 俳優) 降旗康男(8・19 映画監督) 酒井田柿右衛門(8・26 陶芸家) 長部日出雄(9・3 作家) 小中陽太郎(9・9 作家) 樋口陽一(9・10 憲法学) 筒井康隆(9・24 作家) 灰谷健次郎(10・31 児童文学) 東陽一(11・14 映画監督) 井上ひさし(11・17 作家) 日比野弘(11・20 ラグビー)
1935(昭和10)年
倉本聡(1・1 脚本家) 片岡我当(1・7 歌舞伎俳優) 柴田翔(1・19 ドイツ文学) 白川義員(1・28 写真家) 大江健三郎(1・31 作家) 玉井義臣(2・6 交通問題) 李恢成(2・26 作家) 松岡享子(3・12 児童文学) 矢野誠一(3・18 芸能評論) 畑正憲(4・17 作家) 石丸晶子(4・26 女性史) 仰木彬(4・29 プロ野球) 美輪明宏(5・15 歌手) 若杉弘(5・31 指揮者) 高橋幸治(6・10 俳優) 筑紫哲也(6・23 ジャーナリスト) 野村克也(6・29 プロ野球) 堺屋太一(7・13 経済評論家) 根岸英一(7・14 化学者) 富岡多恵子(7・28 作家) 吉行和子(8・9 俳優) 羽田孜(8・24 政治家) 小沢征爾(9・1 指揮者) 宝井馬琴(9・13 講談家) 赤塚不二夫(9・14 漫画家) 岡田真澄(9・22 俳優) 倉橋由美子(10・10 作家) 蜷川幸雄(10・15 演出家) 若桑みどり(11・10 西洋美術) 村田栄一(12・23 教育評論)
1936(昭和11)年
中村桂子(1・1 生命科学) 清水雅人(1・1 新宗教) 松本徳彦(1・1 写真家) 立川談志(1・2 落語家) 花輪莞爾(1・6 フランス文学) 天野郁夫(1・7 高等教育) 渡辺保(1・10 演劇評論) 操上和美(1・19 写真家) 市原悦子(1・24 女優) 野際陽子(1・24 女優) 坂詰秀一(1・26 古代學) 猪俣猛(2・6 ドラム奏者) 長嶋茂雄(2・20 プロ野球) 高松次郎(2・20 画家・動画) 轡田隆史(3・5 ジャーナリスト) 佐藤桂子(3・12 スペイン舞踊) 若松孝二(4・1 映画監督) 一色一成(4・13 写真家) 田中努(4・17 環境政策) 栗原彬(4・18 政治社会學) 伊藤誠(4・20 経済学) 蓮見重彦(4・29 仏文) 伊藤周男(4・30 企業経営) 中嶋嶺雄(5・11 アジア地域研究) 柳田邦男(6・9 評論家) 安達瞳子(6・22 花芸家) 司修(6・25 画家・作家) 横尾忠則(6・27 画家) 桂歌丸(8・14 落語家) 林郁(8・18 作家) 原広司(9・9 建築家) 宮下充正(9・2 スポーツ科学) 村上陽一郎(9・9 科学史) 角間隆(9・27 ジャーナリスト) 三谷太一郎(9・29 政治外交史) 英伸三(10・3 写真家) 北島三郎(10・4 歌手) 桑原史成(10・7 報道写真) 江原真二郎(10・12 俳優) 馬渕晴子(11・2 女優) 越智道雄(11・3 比較文化) さいとうたかを(11・3 劇画家) 舘野泉(11・10 ピアニスト) 清水邦夫(11・17 劇作家) 井川比佐志(11・17 俳優) 山口崇(11・17 俳優) 里見浩太朗(11・18 俳優) 山崎努(12・2 俳優) 東敦子(12・11 声楽家) 森内俊雄(12・12 作家) 加瀬英明(12・22 評論家)
1937(昭和12)年
山本學(1・3 俳優) 有賀誠門(1・5 打楽器奏者) 河野洋平(1・15 政治家) 小篠弘子(1・15 服飾デザイナー) 遠藤幸雄(1・18 体操) 成田絵智子(1・25 声楽) 増井光子(1・27 動物医学) 阿久悠(2・7 作詞家) 田中宏(2・9 アジア史) 野添ひとみ(2・11女優) 小林千登勢(2・13 女優) 山藤章二(2・20 イラスト) 江戸京子(2・27 ピアニスト) 安崎暁(3・3 企業経営) 和田恵美子(3・18 衣装デザイン) 雪村いづみ(3・20 歌手) 赤瀬川原平(3・27 画家・作家) 栗林忠男(3・29 国際法) 実相寺昭雄(3・29 演出家) 岩崎淑(4・3 ピアニスト) 別役実(4・6 劇作家) 石弘光(4・9 財政学) 加山雄三(4・11 俳優) 佐木隆三(4・14 作家) 大倉舜二(5・2 写真家) 小沢遼子(5・4 評論家) 漆原宏樹(5・8 バレエ) 山口洋子(5・10 作家) 伊東四郎(6・15 俳優) 浅井慎平(7・1 写真家) 桐島洋子(7・6 作家) 永島慎二(7・8 漫画家) 森喜朗(7・14 政治家) 寺谷弘壬(7・17 国際関係) 緒形拳(7・20 俳優) 沢本徳美(7・25 写真史) 守髄武雄(7・28 企業経営) 栗原達男(8・2 報道写真) 時津風勝男(8・18 大相撲) 筈見有弘(8・20 アメリカ映画史) 見田宗介(8・24 社会学) 白鳥令(8・26 政治学) 尾島俊雄(9・2 都市環境) 片倉素子(10・17 比較文化) 林家木久蔵(10・19 落語家) 西江雅之(10・23 文化人類学) 立木義浩(10・25 写真家) 東海林さだお(10・30 漫画家) 養老孟司(11・11 医学) 花井幸子(11・12 デザイン) 古井由吉(11・19 作家) 出井伸之(11・22 企業経営) 平尾昌晃(12・24 作曲家)
古希期(70歳~74歳) 昭和17年~昭和13年
1938(昭和13)年
黒田恭一(1・1 音楽評論) 伊吹文明(1・9 政治家) 大林宣彦(1・9 映画監督) 渡辺武信(1・10 建築設計) 大津美子(1・12 歌手) 野沢那智(1・13 演出家) 和田春樹(1・13 ロシア史) 細川護煕(1・14 政治家) 石ノ森章太郎(1・25 漫画家) 松本零士(1・25 漫画家) 加藤諦三(1・26 心理学) 鶴見修治(1・29 体操) 永井多恵子(1・30 放送文化) 加藤剛(2・4 俳優) 木村太郎(2・12 ジャーナリスト) 清水哲男(2・15 詩評論) 境川尚(2・18 佐田の山) 中島誠之助(3・5 鑑定家) 古今亭志ん朝(3・10 落語家) 梅宮辰夫(3・11 俳優) 庭野日鑛(3・20 宗教家) 三澤千代治(3・29 住宅建築) 島倉千代子(3・30 歌手) 近藤昭仁(4・1 プロ野球) 内藤正敏(4・18 写真家) 三宅一生(4・22 服飾デザイン) 鎌田慧(6・12 ジャーナリスト) 下村満子(6・17 ジャーナリスト) 吉田ルイ子(7・10 ジャーナリスト) 高木仁三郎(7・18 科学論) 与謝野馨(8・22 政治家) なかにし礼(9・2 作詞家) 野依良治(9・3 化学者) 堀江謙一(9・8 冒険家) 西尾勝(9・18 都市行政) 鷲尾悦也(9・20 労組連合) 佐々木幸綱(10・8 歌人) 石井幹子(10・15 照明デザイン) 小林旭(11・3 俳優歌手) 三留理男(12・1 報道写真) 鏡山剛(11・29 大相撲・柏戸)
1939(昭和14)年
吉田光昭(1・1 薬学) 藤村志保(1・3 俳優) 西田佐知子(1・9 歌手) ちばてつや(1・11 漫画家) 市岡康子(1・21 映像記録) 佐々木史朗(1・22 映画・TV) 湯川れい子(1・22 音楽評論) 黒田征太郎(1・25 イラスト) 丹羽宇一郎(1・29 経営者) 佐久間良子(2・24女優) 高田賢三(2・27 ファッション) 西部邁(3・15 評論) 栗林慧(5・2 写真家) 山本晋也(6・16 映画監督) 加藤紘一(6・17 政治家) 鈴木忠志(6・20 演出家) 吉行理恵(7・8 詩人) 海野弘(7・10 美術評論) 中村玉緒(7・12 女優) 辺見じゅん(7・26 歌人) マッド・アマノ(7・28 パロディ) 平沼赳夫(8・3 政治家) コシノジュンコ(8・25 ファッション) 利根川進(9・5 遺伝学) 森本毅郎(9・18 キャスター) 田部井淳子(9・22 登山家) 前田又兵衛(10・7 建設) 加茂周(10・29 サッカー) 橋本照嵩(10・29 写真家) 長田弘(11・10 詩人) 徳大寺有恒(11・14 ジャーナリスト) 内田裕也(11・17 ロック) 市川猿之助(12・9 歌舞伎俳優) 小川真由美(12・11 俳優) 水森亜土(12・23 イラスト)
1940(昭和15)年
加藤一二三(1・1 将棋) 沢渡朔(1・1 写真家) 津川雅彦(1・2 俳優) 三井康有(1・2 防衛問題) 唐十郎(2・11 劇作家) 中村敦夫(2・18 俳優・政治家) 亀海昌次(2・20 デザイン) 森田公一(2・25 作曲) 上条恒彦(3・7 歌手) 大空真弓(3・10 俳優) 鳥越俊太郎(3・13 ジャーナリスト) 片岡義男(3・20 作家) 志茂田景樹(3・25 作家) 本橋成一(4・3 写真家) 小林研一郎(4・9 指揮者) 村松友視(4・10 作家) 村田幸子(5・14 アナウンサー) 王貞治(5・20 プロ野球) 荒木経惟(5・25 写真家) 石弘之(5・28 環境問題) 立花隆(5・28 評論) 大鵬幸喜(5・29 大相撲) 田中尚紀(6・19 政治家) 張本勲(6・19 プロ野球) 扇田昭彦(6・26 演劇評論) 山本圭(7・1 俳優) 浅丘ルリ子(7・2 俳優) 土居まさる(8・22 キャスター) 麻生太郎(9・20 政治家) 清水旭(11・3 詩人) 池内紀(11・25 ドイツ文学) 篠山紀信(12・3 写真家) 露木しげる(12・6 キャスター)
1941年(昭和16)年
稲越功一(1・3 写真家) 天地総子(1・3 俳優) 岩下志麻(1・3 俳優) 横路孝弘(1・3 政治家) 有田泰而(1・31 写真家) 大宅映子(2・23 ジャーナリスト) 小林克也(3・27 DJ) 上原明(4・5 企業経営者) 小林忠(4・11 日本美術) 市川森一(4・17 脚本) 萩本欽一(5・7 TVタレント) 樺山紘一(5・8 西洋史) 日色ともえ(6・4 俳優) 石坂浩二(6・20 俳優) 長山藍子(6・21 俳優) 倍賞千恵子(6・29 俳優) 後藤明(7・22 アジア史 ) 柄谷行人(8・6 文芸評論) 粉川哲夫(8・15 メディア論) 安藤忠雄(9・13 建築) 大内延介(10・2 将棋) 佐藤允彦(10・6 ジャズ) 三田佳子(10・8 俳優) 砂川しげひさ(10・11 漫画家) 広瀬悦子(11・9 バイオリニスト) 坂田栄一郎(11・16 写真家) 栗本慎一郎(11・23 経済人類学)
1942(昭和17)年
落合信彦(1・8 ジャーナリスト) 角川春樹(1・8 出版) 小泉純一郎(1・8 政治家) 嵐山光三郎(1・10 作家) 中谷巌(1・22 経済理論) 須田春海(1・24 市民運動) 今井通子(2・1 登山家) 秋山亮二(2・23 写真家) 山下洋輔(2・26 ピアニスト) 李麗仙(3・25 俳優) 北の海勝昭(3・28 大相撲) 林海峯(5・6 囲碁) 大竹英雄(5・12 囲碁) 小沢一郎(5・24) 三枝成彰(7・8 作曲) 佐々木毅(7・15 政治学) 松方弘樹(7・23 俳優) 松本幸四郎(8・19 歌舞伎俳優) 石井志都子(8・31 バイオリニスト) 青木功(8・31 プロゴルフ) 尾上菊五郎(10・2 歌舞伎俳優) 正田修(10・11 企業経営) 島田祐子(10・12 声楽) 日野皓正(10・25 ジャズ奏者) 浜畑賢吉(10・29 俳優) 南部鶴彦(11・6 産業組織) 寺田農(11・7 俳優) 藤井林太郎(12・16 企業経営)
還暦期(60歳~69歳) 昭和27年~昭和18年
1943(昭和18)年
コシノミチコ(1・29 服飾デザイン) 池内新子(2・12 モダンダンス) アントニオ猪木(2・20 プロレス) 大前研一(2・21 政策研究) 北大路欣也(2・23 俳優) 内田繁(2・27 インテリア・デザイン) 福島泰樹(3・25 歌人) ファイテング・原田(4・5 ボクシング) 尾上菊之丞(4・6 日本舞踊) 輪島功一(4・21 ボクシング) ジョージ秋山(5・27 漫画家) 米長邦雄(6・10 将棋) 田村毅(6・14 フランス文学) 川田文子(6・16 作家) 竹内敏信(6・21 写真家) 関口宏(7・13 TV司会者) 大場秀章(7・14 自然史) 佐々木愛(7・18 俳優) 野間佐和子(7・27 出版) 木幡赳士(7・28 科学技術論) 田村正和(8・1 俳優) 佐藤信(8・23 演出家) 広河隆一(9・5 ジャーナリスト) 深井晃子(9・10 服飾文化) 池辺晋一郎(9・15 作曲) 海部宣男(9・21 天文学) 林隆三(9・29 俳優) 山本耀司(10・3 服飾デザイン) 大獄秀夫(10・28 政治学) 逢坂剛(11・1 作家) 小室等(11・23 作曲) 加賀まりこ(12・11 俳優) 丸山健二(12・23 作家) 加藤登紀子(12・27 歌手)
1944(昭和19)年
飯島秀雄(1・1陸上) 香山美子(1・1女優) 小林興起(1・1政治家) 古谷一行(1・2 俳優) 猪口孝(1・17 国際関係) 田中真紀子(1・14 政治家) 小椋佳(1・18 作詞・作曲) 黒沢年男(2・4 俳優) 山本寛斉(2・8 服飾デザイン) 高橋英樹(2・10 俳優) 井波律子(2・11 中国文学) 藤原新也(3・4 写真家・作家) 奥本大三郎(3・6 フランス文学) 片岡仁左衛門(3・14 歌舞伎俳優) 袴田茂樹(3・17 国際政治) 原田大二郎(4・5 俳優) 羽生春久(4・11 イラスト) 釜本邦茂(4・15 ラグビー) 中村吉右衛門(5・22 歌舞伎俳優) 大石芳野(5・28 写真家) 三木啓史(6・3 企業経営) 椎名誠(6・14 作家) 高見山大五郎(6・16 相撲) 岡沢憲芙(7・12 比較政治) 久米宏(7・14 キャスター) 川本三郎(7・15 文芸評論) 中村紘子(7・25 ピアニスト) 渡瀬恒彦(7・28 俳優) 杉良太郎(8・14 俳優) みのもんた(8・22 司会) 野川由美子(8・30 俳優) 守屋武昌(9・23 防衛官僚) 小島一慶(10・2 司会) 町村信孝(10・17 政治家) 松平定知(11・7 放送) 梨元勝(12・1 レポーター) 舟木一夫(12・12 歌手) 南らんぼう(12・13 歌手) 小宮山宏(12・15 工学者) 船橋洋一(12・15 ジャーナリスト)
1945(昭和20)年
三木たかし(1・12 作曲) 落合恵子(1・15 作家) 佐高信(1・19 経済評論) 宮城谷昌光(2・4 作家) 柳本尚規(2・16 写真評論) 谷垣禎一(3・7 政治家) 吉永小百合(3・13 俳優) 栗原小巻(3・14 俳優) 宮本信子(3・27 俳優) 平地勲(4・8 写真家) 小此木政夫(4・14 国際政治) 東由多加(5・12 演出家) 鹿内春雄(5・15 経営者) 中村征夫(7・1 写真家) タモリ(8・22 TVタレント) 田中直毅(9・1 経済評論) 永井豪(9・6 漫画家) 福岡政行(9・9 比較政治) 藤田弓子(9・12 俳優) 南川三治郎(9・14 写真家) 樋口久子(10・13 プロゴルフ) 塩川徹也(10・19 フランス文学) 櫻井よしこ(10・26 キャスター) 小栗康平(10・29 映画監督) 由井大三郎(12・2 歴史学) 藤間勘十郎(12・9 日本舞踊) 竹屋啓子(12・21 現代舞踊)
1946(昭和21)年
三笠宮寛仁親王(1・5 皇族) 仙谷由人(1・15 政治家) 鳳蘭(1・22 俳優) 松本健一(1・22 作家) 藤岡弘(2・19 俳優) 宇崎竜童(2・23 作曲) 松井孝典(3・7 地球物理) 田村亮(5・24 俳優) 柏木博(7・6 デザイン) 市川團十郎(8・6 歌舞伎俳優) 堺正章(8・6 歌手・TVタレント) 坂東真理子(8・17 官僚) 木の実ナナ(9・11 俳優) 大久保蕎樹(9・12 比較文学) 田淵幸一(9・24 プロ野球) 菅直人(10・10 政治家) 秋山仁(10・12 数学教育) 岩田一政(10・17 国際経済) 大原麗子(11・13 俳優) 猪瀬直樹(11・20 作家) 藤森照信(11・21 建築史) 倍賞美津子(11・22 俳優) 三浦雅士(12・17 文芸評論) 福田文昭(12・21 写真家)
1947(昭和22)年
石川好(1・5 評論家) 橋本大二郎(1・12 政治家) 衣笠祥雄(1・18 野球評論) ビートたけし(1・18 TVタレント・映画監督) 星野仙一(1・22 野球) 尾崎将司(1・24 プロゴルフ) 蒲島郁夫(1・28 政治学) 加古隆(1・31 作曲) 西郷輝彦(2・5 歌手) 鳩山由起夫(2・11 政治家) 四方田犬彦(2・20 比較文化) 井上順(2・21 歌手) 十文字美信(3・4 写真家) 津島佑子(3・30 作家) 千昌夫(4・8 歌手) 上原まり(5・23 筑前琵琶奏者) 海野和男(6・25 昆虫写真家) 南伸坊(6・30 編集者) 細野晴臣(7・9 作曲家) 荒俣宏(7・12 作家) 和泉雅子(7・31 俳優) 矢崎滋(9・2 演出家) 中原誠(9・2 将棋棋士) 小田和正(9・20 歌手) 神和住純(10・1 プロテニス) 宮田修(10・4 司会) 山根一真(10・12 評論家) 大和田伸也(10・25 俳優) 北方謙三(10・26 作家) 金井美恵子(11・3 作家) 西田敏行(11・4 俳優・演出) 森進一(11・18 歌手) 根津甚八(12・1 俳優) 立松和平(12・15 作家) 池田理代子(12・18 漫画家) 布施明(12・18 歌手)
1948(昭和23)年
谷口維紹(1・1 分子生物) 岡村道雄(1・1 文化財行政) 高橋三千綱(1・5 作家) 輪島大士(1・11 大相撲) 毛利衛(1・29 宇宙飛行士) 島森路子(1・17 広告批評) 里中満智子(1・24 漫画家) 清水哲太郎(2・1 バレエ) 赤川次郎(2・29 作家) 阿部信雄(3・1 美術評論) 五木ひろし(3・14 歌手) いしだあゆみ(3・26 俳優) 木原光知子(4・5 水泳指導) つかこうへい(4・24 演出家) 赤松広隆(5・3 政治家) 江夏豊(5・15 プロ野球) ねじめ正一(6・16 作家) 三田誠広(6・18 作家) 都倉俊一(6・21 作曲家) 沢田研二(6・25 歌手) 吉岡忍(7・6 作家) 上野千鶴子(7・12 女性学) 中山千夏(7・13 作家) 前川清(8・19 歌手) 井上陽水(8・30 歌手・作曲) 鳩山邦夫(9・13 政治家) 武田佐知子(10・2 日本古代史) 橋爪大三郎(10・21 社会学) 大川栄策(10・30 歌手) 下斗米伸夫(11・3 ロシア政治史) 糸井重里(11・10 コピーライター) 由起さおり(11・13 歌手) 沼田早苗(11・24 写真家) 舛添要一(11・29 国際政治) 森下洋子(12・7 バレエ) 谷村新司(12・11 歌手) 内田光子(12・20 ピアニスト)
1949(昭和24)年
岡本信人(1・2 俳優) 高橋進(1・4 国際政治) 村上春樹(1・12 作家) 羽田健太郎(1・12 ピアニスト) 南こうせつ(2・13 歌手) 林望(2・20 国文学) 海江田万里(2・26 政治家) 高橋真梨子(3・6 歌手) 江畑謙介(3・23 軍事評論) 橋口譲二(3・25 写真家) 武田鉄矢(4・11 歌手・俳優) 風間杜夫(4・26 俳優) 高橋伴明(5・10 映画監督) 萩尾望都(5・12 漫画家) ガッツ石松(6・5 ボクシング) 長谷川きよし(7・13 歌手) 間寛平(7・20 タレント) 矢沢栄吉(9・14 歌手) 佐藤陽子(10・14 バイオリニスト) 堀内孝雄(10・27 歌手) 松崎しげる(11・19 歌手) 森田 健作(12・16 政治家) テリー伊藤(12・27 演出家)
1950(昭和25)年
矢内廣(1・7 創業者ぴあ) 海老沢泰久(1・22 作家) 三遊亭円楽6代(2・8 落語家) 伊集院静(2・9 作家) 竹宮恵子(2・13 漫画家) 貴ノ花利彰(2・19 大相撲) 吉永みち子(3・12 作家) 残間里江子(3・21 プロデューサー) 舘ひろし(3・31 俳優) 大谷直子(4・3 女優) 森田正光(4・3 気象予報士) 和田アキ子(4・10 歌手) 坂東玉三郎(4・25 俳優) 米原万里(4・29 通訳) 中野良子(5・6 女優) 東尾修(5・18 プロ野球) 中沢新一(5・28 宗教学者) 細川たかし(6・15 歌手) 池上彰(8・9 ジャーナリスト) 姜尚中(8・12 政治学者) 夏目房之介(8・18 評論家) 八代亜紀(8・29 歌手) 辺見マリ(10・05 女優) 塩崎恭久(11・7 政治家) 梅沢富士男(11・09 俳優) 岩合光昭(11・27 写真家) 綾小路きみまろ(12・09 漫談家) 神田正輝(12・21 俳優) 朝倉怜士(12・30 メデァ評論家)
1951(昭和26)年
高橋源一郎(1・1作家) 夢枕獏(1・1 作家) 沢松和子(1・5 テニス) 五輪真弓(1・24 歌手) 田中邦彦(1・27 経営者) 中村雅俊(2・1 俳優) 竹中平蔵(3・3 経済学者) 山本リンダ(3・4 歌手) 田中健(3・6 俳優) 芹洋子(3・10 歌手) 岡本綾子(4・2 ゴルファー) 桃井かおり(4・8 女優) 三宅裕司(5・3 俳優) 市川團蔵(5・29 歌舞伎俳優) 坂村健(7・25 工学者) 片山善博(7・29 政治家) 田原桂一(8・20 写真家) 阿川泰子(10・16 歌手) 浅田次郎(12・13 作家) 増田寛也(12・20 政治家) 笑福亭鶴瓶(12・23 落語家)
1952(昭和27)年
鮫島有美子(1・8 声楽家) 楠田枝里子(1・12 タレント) 坂本龍一(1・17 作曲家) 太田 幸司 (1・23 野球) 三浦友和(1・28 俳優) 真野響子(2・9 女優) 村上龍 (0・19 作家) 有田芳生(2・20 ジャーナリスト) 中島みゆき(2・23 歌手) 峰 竜太(3・1 タレント) 渡辺喜美(8・17 政治家) 中島らも(4・3 作家) 池内豊(4・7 野球) 稲増龍夫(4・9 社会学者) さだまさし(4・10 歌手) 兵藤ゆき(4・15 タレント) 夏木マリ(5・2 女優) 猪口邦子(5・3 国際政治学者) 向井千秋(5・6 宇宙飛行士) 秋川リサ(5・12 女優) 金子勝(6・25 経済学者) 田丸美寿々(7・1 ニュースキャスター) 小柳ルミ子(7・2 歌手) 山口那津男(7・12 政治家) 三宅民夫 (7・13 アナウンサー) 小池百合子(7・15 政治家) 水谷豊(7・14 俳優) 松坂慶子(7・20 女優) 石澤典夫(8・16 アナウンサー) 草刈正雄(9・5 俳優) 五大路子(9・22 女優) 隆の里俊英(9・29 相撲) 毒島秀行 (9・30 経営) 長倉洋海(10・26 写真家) 吉幾三 (11・11 歌手) 小林繁(11・14 野球)
現代シニア用語事典-60歳以上の生年別人口(男女)・流行語・流行歌
◎60歳以上の生年別人口(男女)、流行語、流行歌
◇「高年期(還暦期)」(六〇~六九歳) 人口は平成21=2010年10月1日推計。総務省統計局
生年 干支 年齢 人口(男・女)万人 流行語・流行歌
一九五二 昭和二七 壬辰 六〇還暦89・6 91・6 黄変米。ワンマン。「芸者ワルツ」
一九五一 昭和二六 辛卯 六一 94・9 97・3 逆コース。「高原の駅よさようなら」
一九五〇 昭和二五 庚寅 六二 101・8 105・0 特需。金へん糸へん。「白い花の咲く頃」
一九四九 昭和二四 己丑 六三 111・5 115・1 ニコヨン。「青い山脈」「長崎の鐘」
一九四八 昭和二三 戊子 六四 110・3 114・4 斜陽族。ノルマ。「湯の町エレジー」「異国の丘」
一九四七 昭和二二 丁亥 六五 104・4 108・7 不逞の輩。ゼネスト。「鐘の鳴る丘」
一九四六 昭和二一 丙戌 六六 65・0 68・5 象徴。タケノコ生活。「東京の花売娘」
一九四五 昭和二〇 乙酉 六七 69・2 74・2 敗戦。ピカドン。一億総ざんげ。「リンゴの唄」
一九四四 昭和一九 甲申 六八 83・9 90・8 鬼畜米英。学童疎開。「同期の桜」「お山の杉の子」
一九四三 昭和一八 癸未 六九 81・3 88・2 撃ちてし止まん。学徒出陣。「若鷲のうた」
◇「高年期(古希期)」(七〇~七四歳)
生年 干支 年齢 人口(男・女)万人 流行語・流行歌
一九四二 昭和一七 壬午 七〇古希82・9 90・6 欲しがりません勝つまでは。「南から南から」
一九四一 昭和一六 辛巳 七一 80・1 88・1 八紘一宇。国民学校。「めんこい仔馬」「里の秋」
一九四○ 昭和一五 庚辰 七二 72・3 80・3 月月火水木金金。「暁に祈る」「紀元二千六百年」
一九三九 昭和一四 己卯 七三 62・2 69・8 複雑怪奇。靖国の母。「上海の花売り娘」
一九三八 昭和一三 戊寅 七四 65・3 74・8 相手とせず。大陸の花嫁。「麦と兵隊」「支那の夜」
◇「高年期(喜寿期)」(七五~七九歳)
生年 干支 年齢 人口(男・女)万人 流行語・流行歌
一九三七 昭和一二 丁丑 七五 66・3 76・6 国民精神総動員。「別れのブルース」「海ゆかば」
一九三六 昭和一一 丙子 七六 65・1 76・6 今からでも遅くない。「ああそれなのに」
一九三五 昭和一〇 乙亥 七七喜寿60・9 73・4 人民戦線。暁の超特急。「二人は若い」「野崎小唄」
一九三四 昭和 九 甲戌 七八 56・0 69・2 明鏡止水。「赤城の子守唄」「国境の町」
一九三三 昭和 八 癸酉 七九 54・3 68・9 転向。ファシスト。「東京音頭」「島の娘」
◇「高年期(傘寿期)」(八〇~八四歳)
生年 干支 年齢 人口(男・女)万人 流行語・流行歌
一九三二 昭和 七 壬申八〇傘寿51・4 66・7 話せば判る。欠食児童。「影を慕いて」
一九三一 昭和 六 辛未 八一 47・7 63・8 生命線。酒は泪か溜息か。「サムライニッポン」
一九三〇 昭和 五 庚午 八二 43・3 59・9 エロ・グロ・ナンセンス。「祇園小唄」「酋長の娘」
一九二九 昭和 四 己巳 八三 40・2 57・6 大恐慌。大学は出たけれど。「東京行進曲」
一九二八 昭和 三 戊辰 八四 36・8 54・6 狭いながらも楽しい我が家。「波浮の港」「君恋し」
◇「長命期(米寿期)」(八五~八九歳)
生年 干支 年齢 人口(男・女)万人 流行語・流行歌
一九二七 昭和 二 丁卯 八五 33・2 51・5 何が彼女をさうさせたか。「ちゃっきり節」
一九二六 昭和 一 丙寅 八六 30・0 49・4 文化住宅。モガ・モボ。「ヨサホイ節」「この道」
一九二五 大正一四 乙丑 八七 25・4 45・0 軍教。ラジオ放送。円タク。「あの町この町」
一九二四 大正一三 甲子 八八米寿20・4 39・4 憲政の常道。メートルデー。「からたちの花」
一九二三 大正一二 癸亥 八九 16・2 36・0 大震災。流言蜚語。「船頭小唄」「復興節」
◇「長命期(卒寿期)」(九〇~九四歳) 人口は平成21=2010年10月1日推計。総務省統計局
生年 干支 年齢 人口(男・女)万人 流行語・流行歌
一九二二 大正一一 壬戌 九〇卆寿13・4 32・3 恋愛の自由。民衆芸術。赤化。「馬賊の唄」「砂山」
一九二一 大正一〇 辛酉 九一 11・0 28・3 悪家主。プロレタリア。「七つの子」「赤とんぼ」
一九二〇 大正 九 庚申 九二 9・8 26・4 国調。示威運動。「聞け万国の労働者」「叱られて」
一九一九 大正 八 己未 九三 6・7 18・8 デモクラシー。サボ。「背くらべ」「靴が鳴る」
一九一八 大正 七 戊午 九四 5・8 17・0 平民宰相。米騒動。赤い鳥。「浜辺の歌」「宵待草」
◇「長命期(白寿期)」(九五~九九歳)
生年 干支 年齢 人口(男・女)万人 流行語・流行歌
一九一七 大正 六 丁巳 九五 4・7 14・6 きょうは帝劇、あすは三越。「さすらひの唄」
一九一六 大正 五 丙辰 九六 3・8 12・5 民本主義。是々非々。「サンタルチア」
一九一五 大正 四 乙卯 九七 2・9 10・1 御大典。ナッチョラン。「恋はやさし」「乾杯の唄」
一九一四 大正 三 甲寅 九八 2・2 8・4 大正琴。「カチューシャの歌」「朧月夜」
一九一三 大正 二 癸丑 九九白寿1・6 6・4 薩閥。新しい女。「鯉のぼり」「海」「早春譜」
◇これより「百寿期」
生年 干支 年齢 人口(男・女)万人 流行語・流行歌
一九一二 大正 一 壬子一〇〇 1・1 4・8 大正維新。閥族打倒。「都ぞ弥生」「春の小川」
一九一一 明治四四 辛亥一〇一 0・7 3・3 元始、女性は実に太陽であった。「二宮金次郎」
一九一〇 明治四三 庚戌一〇二 0・5 2・4 主義者。小学唱歌。「春が来た」「われは海の子」
一〇〇歳以上 0・7 4・1 4・8万人
一九〇九 明治四二 己酉一〇三 ― ― 馬鹿な奴じゃ。マラソン。「ローレライ」「菩提樹」
一九〇八 明治四一 戊申一〇四 ― ― 浮華軽佻。耽美派。「人を恋うる歌」「ハイカラ節」
一九〇七 明治四○ 丁未一〇五 ― ― 自然主義。美顔術。キリン。「旅愁」「故郷の廃家」
一九〇六 明治三九 丙午一〇六 ― ― 黄禍論。成り金。無政府主義。「青葉の笛」
一九〇五 明治三八 乙巳一〇七 ― ― 天気晴朗なれど波高し。二○三高地。「戦友」
一九〇四 明治三七 甲辰一〇八 ― ― 軍神。君死にたまふことなかれ。「日本陸軍」
一九〇三 明治三六 癸卯一〇九 ― ― アジアは一つなり。人生不可解。魔風恋風。
・ 改元 明治45=大正元 1912. 7.30 大正15=昭和元 1926.12.25 昭和64=平成元 1989. 1. 8
現代シニア用語事典--支えられる高齢者(消費税増税)と支える高齢者(内需創出)
支えられる高齢者(消費税増税)と支える高齢者(内需創出)
高齢者はだれでもいずれは医療や介護を受ける「支えられる高齢者」になります。その数は年々増えており、約1兆円の財政増が見込まれています。それを保持しつづけるのは国の善意の政策であり、だれもが認めざるをえません。財政難を理由に、安定した財源を得るための「増税」論議になります。一方、年々増加して、高齢者(65歳以上)の数は3000万人に達しました。そのうち医療や介護を受ける高齢者は2割ほどいますが、7~8割は元気な高齢者です。いまこういうアクティブ・シニア(アダルト)は、「支える高齢者」なのです。長命な父母を支え、子どものローンを支え、孫の物品を用意します。退職したあとも長い間につちかった知識・技術そして資産も保持していて、「支えられる高齢者」になるまでにはまだ間があります。経緯からみて、いま国政の場からはその存在が見えなくなっています。このすぐれた民力を理解せず、参加を呼びかけもせず、野田・谷垣党首討論での口裏を合わせた「消費税増税」をすすめているのです。増税だけを押し付けて、国民の活力を呼び起こすことはできません。
そのために命を懸けるという宰相とは何者なのでしょう? 近づく破綻を予見して、国会が「国難」をいい、超1000兆円の財政赤字を、担保している超1400兆円の家計黒字から補填するため、「消費税」ほか増税の前倒しによって調達しようとしているのを、国民は醒めた目でみているのです。「増税支持」という世論は本意ではないでしょう。
現代シニア用語事典-「賀寿期5歳層」のステージ
「賀寿期五歳層」のステージ
これは「長寿時代」をパイオニアとして暮らすための指針であり、本稿の創見のひとつである。知ると知らないとでは高齢期人生に雲泥の差が生じる。 本稿が提案している「長寿時代のライフサイクル」の「高年期」(60歳~)と「長命期」(80歳~)を、ひとつひとつの「五歳層」に分けて、その年齢階層らしく迎えて過ごす。なだらかな丘を同年層の仲間といっしょにゆっくりとマイペースでトレッキングするような爽快感があればいい。
「定年退職」のあとを「余生」と決めて、孤独な不安にも耐えて生きるのが男の美学というならそれでもよい。いつかは訪れる死はひとりのものだからだ。が、生き急ぐことはない。中年期のしごとがつらかったから遊んで暮らしたい、人間関係に疲れたからひとりになりたいという人の自由を奪うことなどできない。
先人は見定めえない人生の前方に次々に「賀寿」を設けて個人的長寿のプロセスを祝福して楽しんできた。いまも「何何先生の米寿の会」「おばあちゃんの卆寿の会」は個人の「賀寿の会」としてそれぞれに祝われている。しかし六〇歳以上の約三九〇〇万人の高年者が多くの仲間とともに暮らしているのだから、励まし合いながら百寿期を目ざすのもいいではないか。
還暦期(六〇歳~六九歳) 昭和二七年~昭和一八年
古希期(七〇歳~七四歳) 昭和一七年~昭和一三年
喜寿期(七五歳~七九歳) 昭和一二年~昭和八年
傘寿期(八〇歳~八四歳) 昭和七年~昭和三年
米寿期(八五歳~八九歳) 昭和二年~大正一二年
卆寿期(九〇歳~九四歳) 大正一一年~大正七年
白寿期(九五歳~九九歳) 大正六年~大正二年
百寿期(一〇〇歳以上) 大正元年以前
2011年は日野原重明さんが百寿期に達して話題になった。2012年は新藤兼人さんが到達したがゴールして亡くなった。卆寿期には瀬戸内寂聴・水木しげる・鶴見俊輔さんがいる。傘寿期には樋口恵子・堂本暁子・岸恵子さん、石原慎太郎・五木寛之・仲代達矢さんと多士済々。そして古希には小泉純一郎・小沢一郎・松方弘樹・松本幸四郎・青木功・尾上菊五郎さん。七〇歳になったからといって老成することはない。お仲間といっしょに人生の新たな出会いを楽しむ日々が待っているのである。
現代シニア用語事典-「長寿時代のライフサイクル」
「長寿時代のライフサイクル」
これまでライフサイクルというと「乳幼児期」「少年期」「青年期」「壮年期」「老年期」という五つのステージ(年齢階層)として説明されてきた。だれもが経験的に知って納得していることだから間違いというわけにはいかない。しかしこの階層の分け方は二五歳までに三つの階層があることからも知れるように、「発達心理学」からの階層分けであって、高齢期を暮らす人に配慮したライフサイクルではない。高齢時代には「加齢学」的な観点から、逆に高齢期に三つを配するといった階層分けを考慮する必要がある。ここでは二五年間ずつ三つのステージを「三世代」に等しく割り振りながら、高齢期を暮らす人の実感に配慮したライフサイクルを提案している。学問的にうんぬんするつもりはなく、実感として納得していただければいい。
青少年期 〇歳~二四歳 自己形成期
バトンゾーン 二五~二九歳 選択期
中年期 三〇~五四歳 労働参加・社会参加期
パラレルゾーン 五五~五九歳 高年期準備・自立期
高年期 六〇~八四歳 地域参加・自己実現期 あり
長命期 八五歳~ ケア・尊厳期
(自立・参加・自己実現・ケア ・尊厳の五つは国連の「高齢者五原則」)
上の階層分けが、高齢者がみずからを顧みて納得できる「長寿時代のライフサイクル」といえるだろう。
「バトンゾーン」というのは個人の特性によって生じる幅であり、青少年期にいれるか中年期にいれるか、モラトリアム期として過ごすかは個人が選択すればいい。
「パラレルゾーン」というのは「パラレル・ライフ」(ふたつの人生)期にあることで、「高年準備期」である。窓際族なんかでヒマつぶしをしている時期ではなく、二五年の高年期を自分らしく生きる(自己実現)のための模索(自立志向)期でけっこう多忙なはずなのである。「定年後は余生」などとぼんやり考える旧時代の「老成」タイプの高齢者意識が、長寿時代にはいっているこの国の「高齢社会」形成に自然渋滞をもたらしている。「高年期」での地域参加・自己実現の二五年をどう体現して暮らすかの工夫が人生の差をつくることになる。と同時に社会を活性化させることになる。もちろんその活動は高齢世代みずからのものであるとともに次世代のためのものであり、可能な範囲でなお中年・青少年を支援するものとなる。別のところでも引用するが、「自分がその木陰で憩うことがない樹を植える」(W・リップマンのことば)という配慮を忘れないことである。
現代シニア用語事典-「地方大学シニア大学院」
「地方大学シニア大学院」
「教育立県」を宣言してもしてもいなくても、どこも地域活動のための人材の育成に力を入れている。シニア期になって「J+Uターン」をして地元回帰をし、地域の高齢社会事業に参加しようとする人びとのための「シニア大学院」や国際友好都市からの研修者に熟練技術を教える「国際交流大学院」といった需要に応えるあらたな施設による人材の育成は、地方大学の多角的事業として模索され成果をみせている。先行する都市部の私立大学の事例も、シニア向けカリキュラムの参考になっている。
「シニア大学院」は、県立大学や地方大学の公開講座をもとに、地方の文化発信・技術伝承の拠点として重要な機能をはたすことになる。地域経済、地場物産、地方文化・言語・歴史、伝統工芸など、地域で暮らす人びとの「シニア期の人生」を豊かにするための基本となる「地域関連シニア講座」が提供されるからである。個性のある魅力的な地方の風土と暮らしを実現するには、地元大学の「シニア大学院」が送り出した地域シニア修士の地道で幅広い参加と支援が欠かせないからだ。
同じ時期に同じキャンパスで、オヤジは「シニア大学院」で、ムスコは大学課程で学ぶというのは、「高齢社会」にあって当然とする大学構想である。六〇歳からのシニア期二五年を視野に入れた「シニア科講座」で、スキル・アップ(技能向上)をめざすオヤジや先輩たちの熱心な姿が、同じキャンパス内でグータラに過ごしていた現役学生に与える影響が大いに期待される。「大学重層化」のメリットである。
「シニア大学院」には五〇歳をすぎて「パラレル・キャリア」指向の人びとが学びにくるわけだから、大学側の名誉教授やシニア教授のスキル・ブラッシュ(さび止め)にも役立つことになる。八五歳の名誉教授の授業は人生の滋味を帯びた人気講座になる。
自治体による「地域シニア大学校」と合わせて「日本高齢社会」形成の基礎事業である。
現代シニア用語事典-「日本長寿社会」の国際的評価
「日本長寿社会」の国際的評価
「二一世紀初頭の日本は、平和憲法のもとでの長い平和時代の証として、みんなが安心して暮らせる高齢社会を達成した。それは後れて高齢化を迎えるアジア途上諸国の規範とされた・・」
と、歴史学者は記すにちがいありません。当事者の視点と歴史学者の視点とはちがいます。学者は主観性を排除して与件の経緯を精査して机上で記録し、当事者は客観性を懐疑して現場で述懐するからです。どちらの判断もおおよそ正しいのですが、どちらも幾分かの過ちをおかすことになります。
平和であること、衛生と医術と食生活の改良が日進月歩で進み、何よりもみんなが等しく豊かになることを願ってきたわが国の半世紀のプロセスは、世界にそして歴史に誇るべき例証です。
その方向でいまあるべき姿は、「社会保障増税」の論議を繰り返すのではなく、1995年の「高齢社会対策基本法」の立ち位置にもどって、1980年代の日本を継承する「日本長寿社会」の構想(国策)を衆議し、国民に提案することなのです。
それなのに、です。
民主党政権になって、理想家肌の鳩山由紀夫首相の発言に期待したのでしたが、二〇〇九年一〇月の所信表明演説では「無血の平成維新」といって勝利を誇ったものの、高齢者に参画を求める発言はしませんでした。さらに「いのちを、守りたい」と訴えた翌年一月の施政方針演説でも、「誰にもみとられずに死を迎える」いたましい事例を取り上げましたが、ご自分が属する還暦・定年期の仲間に参画を呼びかける発言はなかったのです。
菅直人首相も「強い社会保障」をいうばかりで、若い世代に後を託して去ってしまいました。
呼びかけを期待していた「支える高齢者」層にとっては何のメッセージもありませんでした。
野田総理はチャンスを得ているのに、逆の方向に動いています。
昨年一〇月一四日の「高齢社会対策会議」で、一〇年ぶりの「大綱」の見直しに際して、「高齢者の居場所と出番の用意」「高齢者の孤立の防止」「現役時代からの備え」という三つの基本的な視点を示したあと、
「あえてもう一つ付け加えるならば、『高齢者の消費をどう活性化していくのか』ということも大事な視点ではないかと思います」(会長発言)
といって、「高齢者の消費の活性化」を視点に加えました。野田さんが求めてもぐった方向は間違ってはいないのですが、論点も行程もなお底を究めていないのです。
国民の暮らしの現場を、高齢者の視点で見てください。
「モノの日本化」によってアジア途上国の人びとが得る生活上の便利さ豊かさのために、日本の高齢者は、みずからは足踏みをして「百均商品(用品)」に囲まれながら、「暮らしの途上国化」に耐えて待ってきたのです。かつて自分たちがこの国でたどってきた道だからで、これから自らと途上国の将来の高齢者が必要とする「安心して使える優良品」を作り出すために、温存してきた知識と技術を活かすことになるのです。ですから元気で生活意欲の旺盛な高齢者に向かって、「生産と消費の活性化」(内需)への参画を期待するというのが論点であり行程なのです。
現役世代よりも生活感性の高いシニア世代が求める「優良国産品」を、どこまで速やかに市場化できるか、その対策ができない消費税増税では消費の活性化は起きません。
「安心して使える優良国産品」の製造者は、消費者でもある熟年技術者のみなさんです。このことにも留意しなければならないのです。「モノとサービスの高齢化」は、時代感覚のいい企業の側ではもう動き出しているのです。
シニア社員・社友が力を合わせた新企画・リニューアル企画による新製品の製造、「シニア・ビジネス」としての流通やサービスの展開、そして商品・サービスと高齢者を直接に結ぶ展示会など、「内需」にむけた事業が進んでいます。熟年技術者による「国産優良品」の製造は、高齢者向けのモノの豊かさを提供し、後れて高齢化する国々の高齢者にとって「期待する日本製品」の創出でもあるのです。
これらによる経済刺激と展開が、増税よりはるかに大きな成果を持続的に生むことは必定です。
「大天災」を受けることで気づいた「天恵」としての「地域の四季」を大切にする暮らしの掘り起こし、「支える高齢者」層がリードする「平成再生」の構想が明らかになれば、わが国の高齢者は高年期の人生の充足をめざした地域活動を活き活きと始めるにちがいありません。
家計資産については、およそ三分の一を留保した上で、次世代のための支援に三分の一を、「長寿社会」達成のモノ・居場所づくりなどに三分の一を出資することが日常化し、次第に「三世代が等しく支え合う(三世代同等型)社会」の姿が見えてきます。
「ケア」については「社会保障」政策によって進んでいる「地域包括ケア」の充実と医療・介護・福祉関連の機器の開発と普及は欠かせませんが、暮らしの必需品それぞれに高齢者仕様の配慮が仔細になされることになるでしょう。
「支える高齢者」が関心を持つ「健康(からだ)」・「知識(こころ)」・「技術(ふるまい)」の三つの要素に特化した成果は、次世代に将来への安心を与える資産ともなるものです。
こうした高齢者参加への施策こそ国際的に先行する「日本高齢社会」のなすべき国際貢献なのです。いまの国政の意図する方向は、学んでほしくない事例になりつつあります。
現代シニア用語事典-「九割中流」(大同)と国民意識
「九割中流」(大同)と国民意識
今世紀にはいって際立ってきた国民意識にかかわる重要な観点をひとつだけ確認しておきたいと思います。
いまは亡き人もふくめて、といっても記憶に残るほどの祖父母・父母たちとその世代の人びとのことですが、みんなが実直に粒粒辛苦して働いて、先の大戦後からこれまでの半世紀余の間にこしらえてきたこの国の資産は、社会資本にせよ個人資産にせよ、目を見張るものでした。
いずれの地域もモノも人も凸凹させずに、「冨を等しく分かち合いながら、等しく力を尽くして、ともに豊かになろう」という、わが国の先人が選んで目標とした「日本的よき均等性」の成果なのです。
平和裏に「九割中流」(大同)という生活実感が共有されていた時期が長くつづきました。この世界にも史上にも稀れな人生体験は、先人の叡智と努力に感謝して胸中に深く留めねばならないでしょう。その恩恵に応える道は、「平成再生」の内容をその時期に求めて回帰することにあります。
1995年制定の「高齢社会対策基本法」の趣旨にのっとり、1980年代まで各地域が保っていた地域特性のよさを、高齢者が中心になって再生することになります。
だれもが等しく貧しかった時代、若者たちを大都市へ送り出し、地元に残って貧しさや不便さに耐えながら辛苦した人びとがいました。国を思い、地域の発展を思い、家族を思って「誠意」を尽くした人びとの努力を無視しては、現状の公平な豊かさに対する理解の公平さを欠くことになります。
「善く行くものは轍迹なし」という先哲のことばがありますが、すべての業績を周囲の人に振り分けて轍の跡を残さず去っていった「善意」の人びとの姿を忘れることはできません。
かつて寺の鐘や指輪までを国のために拠出した「一億玉砕」意識の国民が、大戦後に一転して「民主主義」の国づくりを始めたときとは振り子が逆に振れているのです。
国より企業のこと、企業より家庭(マイホーム)のことを重視・優先するようになった人民は、国が超一〇〇〇兆円の赤字を抱える一方で、超一四〇〇兆円の家計黒字を保有するに至りました。
新世紀にはいって一〇年余、いまや先の戦時状況に近いところにまで国の財政は悪化しているのですが、人民は保有する家計資産を税として率先して納めようとはしません。近づく破綻を予見して国会が「国難」をいい、超一〇〇〇兆円の財政赤字を担保している家計黒字から補填するため、「消費税」ほか増税の前倒しによって調達しようとしているのを、醒めた目でみているのです。「増税支持」という世論は本意ではないでしょう。
「地域生活圏」での互助や共助、知った者同士や地域住民同士の助け合いは、モノ・場・しくみそれぞれに身近で機能しています。地域の公助には、これまでの「均衡ある発展」に重ねて「個性ある地域の発展」へと変わる素地があります。地方首長の動向はその表出であり、国より地域への政策を市町村民が求めている証でもあります。
野田・谷垣党首討論での口裏を合わせた「消費税増税」を納得するほどには国民意識の振り子は国のほうには振れていないのです。そこで「大連合政権」「憲法改正」「君が代」「国軍」などといった国意識の醸成に向かう力が働くことになります。そのことを確認しておこうと思います。
現代シニア用語事典-「高齢社会対策大綱」の見直し
「高齢社会対策大綱」の見直し
内閣改造前日の平成二四年一月一二日に、内閣府では「高齢社会対策大綱」見直しの有識者検討会が開かれ、「報告書素案」について、清家篤座長(慶応大学塾長)など六人の委員による議論がおこなわれていたのです。内閣改造はニュースでしたが、こちらはニュースになったようすはありません。
一〇年ぶりの大綱検討の主な理由は、刻み目の年であるとともに、やはり「団塊の世代」が六五歳に達して、経済社会情勢に変化が見込まれるためというものです。(一〇月一四日「高齢社会対策会議」での蓮舫担当大臣の趣旨説明)
内閣府には五年前の有識者検討会など内部蓄積があるとはいえ、六人の委員で五回の会議での決着では、共生社会政策の一施策としてのあつかいの域を出ないものです。
香山リカ、関ふ佐子、園田眞理子さんの三人の大学研究者、団塊の世代の漫画家弘兼憲史さん、前高浜市長の森貞述さん、それに前回の見直しに座長をつとめた清家さんがいるとはいえ六人の委員。オブザーバーは厚労省、文科省、国交省の課長・参事官。閣議もできる広い円形の会議室がどよめくような将来構想をめぐる議論が展開できるでしょうか。
検討された「報告書素案」にも、「団塊の世代」をふくめて「人生九〇年時代」の高齢者意識の変化が指摘されています。全世代型の参画、ヤング・オールド・バランス(世代間の納得)、シルバー市場の活性化(野田総理の指示に応えて)、そして互助(顔の見える共助)の必要性など、支えられる側におさまらないアクティブ・シニアによって、「高齢社会」が実態として動くという認識が示されているのです。
その後の議論で、六五歳からが高齢者という基準そのものが実情に合わなくなっているという指摘がされて、これはニュースになりましたが、いま国際基準である六五歳を動かす議論は、問題の解決を複雑にすることになりかねません。
そして同じ一月一二日、内閣府にほど近い憲政記念館会議室では、高連協(高齢社会NGO連携協議会)による「高齢社会対策大綱の見直し」に当たっての「高連協提言」の発表会が開かれていました。高連協は一九九九年の「国際高齢者年」の活動を機に発足し、以来この一〇年余り、民間団体として一貫して高齢者活動の支援、実施に尽力してきました。
「高連協提言」はこう提言しています。
普遍的長寿社会は人類恒久の願望であり、高齢化最先行国として世界に示す施策とすべきこと、高齢者は能力を発揮して社会を活性化し充実感を持って生きること、就労の場の年齢差別の禁止、基礎自治体との協働、少子化社会対策、より良い社会を次世代に引き継ぐこと、そのほかを提案。将来像としては、世代間の平等、持続可能性等の観点から「釣鐘型社会」を想定しています。
参加者の議論があり、樋口恵子、堀田力両代表から提言者としての発言がありましたが、報道関係者の姿は少なく、これもニュースとして伝えられたかどうか。
「高齢化」は二一世紀の国際的課題として早くから予測されており、わが国でも一九八六年六月にはすでに「長寿社会対策大綱」を閣議決定(第二次中曽根内閣)しています。
その後、一九九五年一一月に「高齢社会対策基本法」を制定(村山内閣)し、対策の指針となる「高齢社会対策大綱」を一九九六年七月に閣議決定(橋本内閣)し、二〇〇一年一二月(小泉内閣)に見直しをおこないました。
そして今回、二〇一一年一〇月に野田内閣が一〇年ぶりの見直しを決めて、作業を進めている最中なのです。
高齢社会政策の中・長期の指針となる「大綱」そのものは、「報告書」を踏まえて府内で作成し、関係省庁の調整を終えて閣議決定されることになります。
決定する前にパブリック・コメントはもちろん、各界の「参加意識」を持つ高齢者が議論に参加する検討会を一般公開でおこなって、広く内容を告知する経緯を経ることも新しい動きに対応する手順のひとつとして想定されるのですが。 (まったなし「日本長寿社会」への展開 2012・3・11)