課題と活動 趣旨:平和の100年・100年の人生 三世代平等長寿社会

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趣旨:平和の100年・100年の人生 三世代平等長寿社会
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10月1日 記念日  「国際高齢者デー」

再録 10月1日 記念日 
   「国際高齢者デー」 国連国際デー
   「三世代平等長寿社会の日」宣言 日本丈風の会

 平和裏に迎える「高齢化」を21世紀の国際的潮流と見通した国連は、20世紀末の1999年を「国際高齢者年」とし、10月1日を「国際高齢者デー」と定めて、世界の高齢者が自立して「すべての世代のための社会をめざして (towards a society for all ages)」の活動に参加するよう呼びかけました。わが国も当時の総務庁を中心にして、自治体や民間団体が参加して、全国で1084件の事業を実施しています。

 その日から20年余、この間に際立ったこといえば、世代交代、GDP・賃金の停滞、非正規社員化、日用品の劣化、格差の定着、”愛痴”化(バカ化)も・・などでした。「高齢化」で先行するわが国(高齢化率29.1%)には、「高齢社会」の国際的モデル事例が期待されているのです。ですが、現状はその達成に向かっているといえません。
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 政府の対策としては「医療・介護・福祉・年金」といった「高齢者(ケア)対策」においては、欧米と比較しつつ成果を収めてきました。しかしどこにも先例がない「高齢社会(参加)対策」については、基本構想(高齢社会対策基本法、1995年村山内閣が制定)を掲げて対策内容(高齢社会対策大綱、1996年橋本内閣が閣議決定、5年ごとに見直し)は検討していても、実現する「高年世代」(アクティブシニア)が広範に登場するまでは進展をみませんでした。未萌の姿を模索しながら活動した先人は、将来を憂慮しつつ去っていきました。惜別の声が聞こえます。
 
 これからの20年、世界最速で高齢化率25% (65歳以上の人口4分の1に、2013年) に達したわが国は、青少年世代、中年世代とともに第三の現役である「高年世代」を成立させて、平和を保持するとともに、潜在力(知識・技術・資産・人脈・・など)を活かして新たな三世代平等の「高齢社会」(モノ・サービス・しごと・しくみ・居場所・住環境・移動・高齢社会庁・・など)を創出し、世代交流、GDP伸長、賃金安定、正社員化、日用品地産化、格差是正、文化熟成に向かわねばならないのです。一人ひとつの人生をかけて。細目:略  2019年10月1日~2022年10月1日
 国連の「高齢者五原則」は 自立・参加・ケア・自己実現・尊厳  20191001~20221001

上の宣言にご賛同のうえお仲間に転送してください。一人ひとつの人生でどれほどのことが可能かは知れませんが、小さくとも水玉模様のように重なり広がれば・・

 平和のうちに迎える「高齢化」が新世紀の国際潮流と見通した国連は、1999年を国連「国際高齢者年」(10月1日が「国際高齢者デー」1990年設定)として各国にその対応を呼びかけました。世界最速で「高齢化」がすすむわが国は、当時の総務庁をフォーカルポイント(窓口機関)として国と自治体(1084事業)を実施、民間団体も連携して「高齢者年NGO連絡協議会」(26団体が参加、略称は高連協。現在の高齢社会NGO連携協議会)を発足させて取り組みました。
 20年を経て高齢者(65歳以上)が4人にひとりを超えて3627万人(2022年)に達して「高年世代」を形成する高齢者が、史上に新たな「高齢社会三世代平等長寿社会)」をつくり上げ、後人と高齢化途上国の人びとのために残していく事業・活動の拠点のひとつとして本会は小さな烽火を掲げています。
 賛同していただけるすべての人が会員です。下記の課題(いくつでも)を選んで自主活動をしてください。課題は「高連協」(団体が正式会員) に2009年から個人会員(オピニオン会員)として参加してきた立場で採取・認知したさまざまな課題がカテゴリーを形成しています。

本会の事業活動
a「三世代平等長寿社会を達成するみんなの会」(総会)
   以下はそれぞれ課題としての具体的な活動です。
b「三世代同居住宅をふやす会」(わが家三代が暮らせる住宅)
c1「高齢者向けモノとサービスをつくる会」(高齢化による経済伸長)
c2「高齢者の居場所・通い場所をつなぐ会」(生活圏の高齢者拠点)
d「体験した戦禍を家族史として残す女性の会」(戦禍体験の世代継承)
e「内閣府に高齢政策担当特命大臣を求める会」(専任大臣を常置)
f「全国の高齢議員をはげます会」(70歳以上。会友)
g「平和憲法100年記念国際祝典2047推進会議」(国際平和)
h「第三回高齢化世界会議2022招致の準備会議」(アジア初)
i「NHK第三放送 高年文化局を開局する会」(円熟した内容の放送)
j「中学校区に 公立大学校 の設置をすすめる会」(高齢期学習)
k「長寿時代にかんする講演セミナー講師の会」(名誉教授等の活用)
l「エイジングを語る市民と報道人の会」(各分野の市民の会)・・・
m  そのほか本会が参加可能な活動・事業

会費  活動会員=不要(活動自費に)
    賛同会員=野口英世幣 3(1年分・「月刊丈風」をお送りします) 
    長期会員 福沢諭吉幣 1  樋口一葉幣 1 
支援会友 
「吾聞、富貴者送人以財、仁人者送人以言」(『史記』老子のことば)
    富貴なる方は将来の活動の安定のために財政的支援を
    仁人なる方々活動趣旨の衆知のため発言・投稿での支援を

会員・会友申し込み先(名簿用)
「日本丈風の会」 https://jojin.jp  代表  堀内正範
e-mail  joufuu21@gmail.com   mhori888@ybb.ne.jp
tel & fax 0475-42-5673
〒299-4301 千葉県長生郡一宮町一宮9340-8

****「日本丈風の会」 会員・会友 *****
お名前
性別・生年・生地
活動経歴・所属団体・専門知識・技能(20字ほど)
現住地 〒
Tel & Fax keitai
E-mail
◎記載   年  月  日   

個人情報は名簿の他に用いません。
memo  上記のほかに具体的な課題・要望があれば

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論考(活動の趣旨):

活動のようす

日本丈風の会 第二期活動

◎「日本丈風の会」の当面する活動
 これまで1999年~2019年の20年間の「高齢化」活動は、高齢者による高齢者のための活動が中心でした。高齢化率25%(人口4人にひとり。2013年)を超えたこれからは、「青少年(~30歳・成長期)」、「中年(~60歳・成熟期)」に「高年(~90歳+・円熟期)」を加えた「三世代・三期」に配慮した人生と社会づくりを推し進める時期にあります。本会としては、小さな”泉眼”のような一つひとつの「人生100年」の姿をしっかりと見据えてまいります。
 2019年からの第二期、2022年からの第三期の活動にあたって、「高連協」で得た以下のような課題を解決するために、広く賛同を求めます。
 本会の会員・会友は、史上新たな「三世代平等長寿社会」を形成する活動に賛同するすべての人びと。a~mまでの上記の課題から参加可能な課題を選んで活動してください。

日本丈風の会 代表 堀内 正範(筆名:堀 亜起良)
 自著『丈人のススメ 日本型高齢社会 「平和団塊」が国難を救う』 2010・7・1刊行
 論考「平和の100年・100年の人生~戦後団塊が「三世代平等社会」を達成~』 

☆「1999・国際高齢者年」
 国連は戦争がなく「国際的平和」がつづく21世紀は「高齢化」が潮流となるとみて、1999年を「国際高齢者年」と定めて各国にその対応を求めました。わが国では、当時の総理府が対応しその後は内閣府主催で毎年開催されている「高齢社会フォーラム・イン・東京」にその継続性をみてきましたが、安倍政権は「一億総活躍」や「人生100年時代」をいいながら「高齢社会」の将来構想をもたず、「ゴムひも伸ばし」の対策で、高齢者が保持している知識・技術・資産・人脈を正確に評価して活用しようとはしていません。一方で全世代型の社会保障によって高齢者層に費用負担(応分の痛み)を求めています。
 このまま黙止していては、「高齢社会対策基本法」(1995年制定)、「高齢社会対策大綱」(1996年閣議決定)から20年余、「日本高齢社会」は渋滞しつづけるばかりです。
(2010・8・15~2019・5・1~2019・10・1)

当面する課題・活動:
[ 情報誌 ]
web『月刊 丈風 高年時代』 三世代・三期の人生を検証
web『季刊 丈風春秋』傘寿期+米寿期の80歳代人生の見える化
年版『日本高齢社会年報202*』

◎「100年人生」をどう生きるか
「青少年期~29歳」、「中年期30~59歳」、「高齢期60~90歳+」
の三世代三期をどう有効に過ごすかは、目標をめざす個人の努力(自助)によりますが、住民同士(互助)や地域(共助)の支え合い、国・自治体による支援(公助)によって充実度がちがってきます。
 いま、すべての世代(all ages)が力を合わせた「三世代平等社会」の創出が、「世代交代」ではなく「世代交流」によって進んでいます。生活支援コーディネーターや地域協議体を中心にして「地域共生生活圏」の形成が競われています。日また一日、自己目標の実現に努めて暮らす高齢者、大丈夫の気慨をもつ人を本会では「丈人」と呼び、人生をどこまでも発展・熟成・深化させようとしてふつふつと涌いて出る強い生活力あるいは生命力を「丈人力」と呼んでいます。
「丈風の会」はそういうたくましい人生を生きぬく仲間がwebを介して激励しあい連携する拠点です。
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◎高齢化時代のライフサイクル
青少年期  〇歳~二四歳  自己形成期         成長期
(二五歳~二九歳  バトンゾーン 選択期)
中年期  三〇歳~五四歳  労働参加・社会参加期 成長+成熟期
(五五歳~五九歳  パラレルゾーン 高年準備期・自立期)
高年期  六〇歳~八四歳  地域参加・自己実現期 成熟+円熟期
 前期  六〇歳~七四歳  地域参加期 自己実現期   成熟期
 後期  七五歳~八四歳(女性八九歳) 自己達成期   円熟期
長年期 男性八五歳・女性九〇歳~ ケア・尊厳期・晨星期 長命期
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◎賀寿期五歳層のステージ (令和4年=2022年基準)
還暦期 (六〇歳~六四歳)  昭和三七年~昭和三三年  還暦=六〇歳
禄寿期 (六五歳~六九歳)  昭和三二年~昭和二八年  禄寿=六六歳
古希期 (七〇歳~七四歳)  昭和二七年~昭和二三年  古希=七〇歳
喜寿期 (七五歳~七九歳)  昭和二二年~昭和一八年  喜寿=七七歳
傘寿期 (八〇歳~八四歳)  昭和一七年~昭和一三年  傘寿=八〇歳
米寿期 (八五歳~八九歳)  昭和一二年~昭和 八年  米寿=八八歳
卆寿期 (九〇歳~九四歳)  昭和 七年~昭和 三年  卆寿=九〇歳
白寿期 (九五歳~九九歳)  昭和 二年~大正一二年  白寿=九九歳
百寿期 (一〇〇歳以上)    大正一一年以前     「百齢眉寿」
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◎高齢期の「体志行」三元ケア 
からだ健康 食べる・薬・サプリメント・休息・健康体操・有訴
・・・→疾病
こころざし知識 しゃべる・考える・見聞する・情報・文化を知る
・・・→認知症
ふるまい技術 歩く・雑用・手づくり・芸能・技術・スポーツ
・・・→介護
<注>スポーツでは「心技体」、高齢期には「体志行」を意識。