「月刊丈風」2016年1月号
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老中八策
対策20年の延滞
「対策大綱」について
「一億総活躍」記者会見1007
一億総活躍国民会議
一億総活躍国民会議(意見交換会)
安倍首相施政方針演説
包括連携協定
2016高連協賀詞交歓会
高連協について
「老後破産」「下流老人」書評
全情報20160101
編集月旦2016年1月号
前月号まで
『円熟人生への三十章句』目次a1
全社協20151015A1
全社協20151015B
全社協20151015C1
全社協20151015C2
全社協シンポ原局長説明
全社協シンポ堀田講演
全社協シンポジウムa
「月刊丈風」2015年1月号
[老中八策] 尊厳ある高齢期人生のための指針 丈風の会 2015・01・01
老中八策20160501
◎[老中八策] 「尊厳」ある高齢期を送る指針 ここからひとつずつ・ひとつでも
一 65歳から90歳までの25年を他力依存でなく過ごすため「自立意識」を確立中
二 「引退余生」でなく「現役長生」で社会参加を続けながら「高齢期人生」を実現中
三 培ってきた知識技術を活かして高齢期の暮らしを豊かにする「優れモノ」を制作中
四 体(≧病気) 志(≧認知症) 行(≧介護) 三つのバランスで「包括ケア」を体現中
五 「三世代 (青少年~30歳 中年~60歳 高年~90歳+)協働型」社会を創出中
六 高齢者がつどう「居場所」でそれぞれの自己目標やみんなの課題の解決策を談議中
七 日また一日欠かさずに出て「地域生活圏」(「支え合い」の現場)の形成に参加中
八 「水玉模様のような小さな会」に加わり成果を語って各地各界の仲間同士と連携中
注:「自立・参加・ケア・自己実現・尊厳」(高齢者五原則)は国連が提唱する国際的指針。
2012・5・1~2016・1・1~
「月刊丈風」2013年12月号(年鑑)
「月刊丈風」2013年12月号(年鑑)
「丈風」2013年12月号apdf
だ れ も が 笑 顔、長 寿 社 会
3000万人(25%)の高齢者が「歴史をつくる」とき
!!!『人生90年時代』全7a
樋口代表基調講演20130717
堀田代表開催挨拶20130717
20130128所信表明演説a
20130228所信・施政2演説a
20131015所信表明演説a
高齢社会対策大綱全2012・09a
三つのセミナーからa
編集月旦2013年12月号a
前月号まで
「月刊丈風」2013年7月号
「月刊丈風」2013年7月号
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前月号まで
参院選と高齢者参加(7・1)
国政選挙と高齢者参加(7・22)
セミナー・丈人力のススメ
『現代シニア用語事典』#2
高連協「平和の証」稿
高連協(上中下)
高齢社会対策大綱1
高齢社会イベント月間(季間)
東大がつくった高齢社会の教科書a
「大正生れ」の歌
賀寿期5歳層大正生まれ
編集月旦2013年7月号
「月刊」丈風」2013年5月号
「月刊丈風」2013年4月号
「月刊丈風」 2013年3月号
「月刊丈風」2013年2月号
「月刊丈風」2013年2月号
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編集月旦2013年2月号
安倍所信表明演説を「高齢者参加」で読む
民主党再建への提言
藤井党最高顧問に聞く-1
藤井党最高顧問に聞く-2
賀寿期五歳層十五人会議a
緊急提案2013参院選
高齢社会対策大綱を読む3
長寿社会のまちづくり
起業情報ナノコーポ
ほん「頑張って!ご同輩」2012
ほん樋口恵子著「大介護・・」a
『現代シニア用語事典』分載4
賀寿期5歳層「米寿期」
賀寿期5歳層「傘寿期」
賀寿期5歳層「喜寿期」
賀寿期5歳層「古希期」
賀寿期5歳層「還暦期」
三世代年表・人口流行語流行歌
セミナー八重洲20120725
人口爆発から高齢化へ尾崎論文
人生2回時代の岡本モデルa
小論「長寿国の総理大臣」
藤井党最高顧問に聞くⅠ
安倍総理の所信表明演説を「高齢者参加」で読む 2
安倍総理の所信表明演説を「高齢者参加」で読む 2
(演説は2013年1月28日。代表質問は 1月30日~2月1日)
堀内正範 「月刊丈風」編集人
総理が民主党野田佳彦さん(55歳)から自民党安倍晋三さん(58歳)に変わりましたが、残念ながら58歳の為政者の意識に、「高齢者参加による社会改革」構想は不在です。衆参の代表質問を終えましたが、「日本長寿社会」(超高齢社会・三世代多重型社会)構想を本格的に取り上げた議員はいませんでした。
金融と財政によるアベノミクスの効果は一過性であり、その反動を食い止めて経済成長を持続させるには、国民の持続的活力が必要です。その潜在力は、若者による「成長」活力(これまでの社会)ばかりでなく、年々増えつづけて3000万人に達した高齢者(65歳以上・23・3%)のみなさんによる「成熟・継承」の活力(史上に新たな「高齢社会」の形成)があります。
史上に新たな「日本長寿社会」(超高齢社会・三世代多重型社会)をつくる地域・職域での参画が不可避な時期を迎えています。旧来の「人生65年時代」の「支えられる高齢者」として年金と貯蓄で余生を送るのでは、もはやわが国は社会的にも財政的にも安定した姿を保てない段階になっているのです。
昨年9月に野田内閣が閣議決定した新「高齢社会対策大綱」はその課題解決の要件として、「人生90年時代」の「支える側の高齢者」(現役シニア)層の登場を指摘しましたが、国会からはその呼びかけが聞こえません。安倍人気と施政は先細りとなり、自力での浮揚はいよいよむずかしくなります。参議院選までに、国際的に注目されている日本の自力再生のために、戦後をつくった高齢者層がもつ現役シニアとしての潜在力をどう呼び起こすかに成否がかかっています。
以下は高齢者参加の視点による安倍演説の読み込みです。こういう意識が表明されてはじめて高齢者への呼びかけとなり、支える側の意欲が生まれるのです。(2013・2・2記)
・(増えつづける高齢者が参画した)持続的な経済成長を通じて(新たな)富を生み出すことができなければ「経済全体のパイ」は縮んでいってしまいます。
・(高齢者層のみなさんの参画をえて)これまでとは次元の違う大胆な政策パッケージ(成長・成熟・継承)を提示します。
・大胆な金融政策、機動的な財政政策、そして(とくに高齢者層による新たな)民間投資を喚起する成長戦略という「3本の矢」
・「(すべての世代の)暮らしの安心・(高齢者のもつ技術・知識・資産の参画による)地域活性化」
・(とくに高齢者層による新たな)民間の投資と(優れた国産製品とサービスによる)消費が(増えつづける高齢者層によって)持続的に拡大する成長戦略
・「(生まれたばかりの子ども・育つ世代、生み育てる世代、生をいとおしむ世代のすべての国民が)健康で長生きできる社会」
・(これまでの歴史になかった)新たな富と雇用も生み出します。
・「(ライフ・)イノベーション」(<生から死までの人間存在にかかわる>技術革新)と(三世代多重型社会への)制度改革
・(「人生90年時代」の)未知の領域に果敢に挑戦をしていく精神
・今こそ、(国際的に先行する「高齢社会」形成で)世界一を目指していこう
◎若者もお年寄り(注:ここだけ。弱者の視点で)も、年齢や障害の有無にかかわらず、全ての人々が生きがいを感じ、何度でもチャンスを与えられる社会。
・「(一人ひとりが生涯にわたって)自らの力で成長(成熟・継承)していこう」という気慨を失ってしまっては、個人も、国家も、明るい将来を切り開くことはできません。
・(高齢者が)自らの中に眠っている新しい力を見いだして、これからも成長(成熟・継承)していくこと。
・「強い日本」を創るのは、他の誰でもありません。私たち自身(3000万人高齢者の参加)です。