「現代シニア用語事典」

◎制作中 「シニア用語NOW
最近の「高齢化」(三世代平等長寿社会)に関する用語

◎制作中 「現代シニア用語事典」
用語ごとにまとめたもの

◎「現役学生」 ◎「生涯現役」

「現役としての学生」であるきみたちに
漢語の「現役」の原義は兵役に服していること、軍務についている人のことです。ですから「現役の学生」「現役の会社員」「生涯現役」といえば兵役にかかわっている学生、会社員、高齢者のことを意味します。ただし「非軍事平和国家」であるわが国では、「平和の国づくり」に積極的にかかわっている人びとの意味になります。
 世界大戦の戦禍のあと、歴史の反省としてわが国が国際的に託された偏務事業が「非軍事平和国家」の創出でした。この偏務としての「平和国家づくり」ゆえに兵役がない日本では「現役」の意味合いが異なるのです。(「自衛のための軍備」は別項で)
 青年時に国家・国土・国民のありようを知る「兵役」に符合するのが「公役」です。「兵役」義務のない国の青年が、成年を前にした一時期、平和裏に国を守る意識を共有するために、男性はおもに地域・災害の、女性はおもに介護・福祉の活動をすることで、国家・国土・国民のありようを体験しておくことは「緊急事態(国難)」に対処する国家保持の義務(教育)の一環としてあっていいでしょう。
 こういう「現役としての学生」として、きみたちは国際的に稀有な「非軍事平和国家」の学生として、自主民主的に「公役」のプロセスを選んでもいいのです。次世代にこういう準備があれば憲法に「緊急事態条項」など不要でしょう。ましてや「九条」に自衛隊を書き加えるということは、世界史のなかの日本の21世紀の役割と輝きを抹消してしまうほどの暴挙なのです。 
 憲法議論は若い世代が憲法成立の経緯を知り、その国際性と偏務性を活かす意識と行動を先人から引き継ぐ機会とすること。70年余り「平和国家」を守りつづけてきた「戦禍」を知る先人から「戦禍」を世代伝承しなくては、「平和」しか知らない世代としてこの国の「平和」を保持しつづけることがむずかしいからです。20世紀の「戦禍」を21世紀の「平和」につなげるために、平和の証として高齢期人生を享受している「戦後世代(本稿の平和団塊)」のみなさんがその任に当たることになるでしょう。2019・9・3~2020・5・9

「高齢資金3金」 ◎「毎日が日曜日」

「高齢資金3金」が 「毎日が日曜日」の原資
「高齢資金3金」とは、 「毎日が日曜日」とうらやましがられつつ揶揄されている高齢者の日々の生活を支えている「貯金・退職金・年金」のこと。 現役中からつつましく暮らしてこつこつと積み上げた貯金。 さしたるしごともない「窓際族」の時期をしのんで定年延長いっぱい努めて得た退職金。そして65歳の定年とともに始まった100年安心といわれた「年金」。
 この「高齢資金3金」が生活資金として高齢者の引退余生の家計を実質的に支えており、その多寡が暮らしの格差を生んでいます。貯蓄の主な理由は将来不安ですが、実質的には病気や家屋の修繕や子どもたちへの出費(結婚・住居)に備えること、思いのほか孫世代への出費も多いようです。強引な「ひっぺがし」に応じられないと「つかえない親」として軽んじられることになります。20・3・8

◎「老人力」 ◎「丈人力」

「老人力」 世紀をまたいだせいか遠い記憶のように思えますが、働きづめに働いてきて老後をどう暮らすかに思い悩んでいた人びとを慰労してくれたことばがありました。「老人力」(平成一〇年=一九九八年、新語・流行語大賞)です。建築家の藤森照信さんと二〇一四年に亡くなった画家の赤瀬川原平さんによる命名で、ご存じのように赤瀬川さんには同名の著書があります。
 働きづめに働いてきて人生の晩期を迎えて、来し方の人生を思い返して、がんばりすぎずにクールダウン(ウオーミングアップの逆に)してゆくこと。その自己認知の能力を「老人力」と呼んだ同時代人の造語に納得して、人びとは総不況を横目にしながらみずからの判断で体を休め、疲れを癒しました。多くの人が納得することで、「老人力」は流行語になり、『老人力』(筑摩書房)はベストセラーになりました。
「老人力の伝道師」は亡くなりましたが、今でも高齢期をあれもこれもとがんばらずに「捨てていく気持ちよさ」を味わってすごす「老人力」は有効ですが、おのずから表出される「がんばり」(本稿の丈人力)もまた人びとを感動させるものです。

「丈人力」 高年期「人生90(60+30)年+」をどう過ごすかは、個人の努力(自助)によりますが、住民同士(互助)や地域(共助)の支え合い、国・自治体による支援(公助)によって充実度がちがってきます。いま、すべての世代(all ages)が力を合わせた「三世代平等社会」の創出が、地域生活圏で進んでいます。日また一日、目標の実現に努めて暮らす高齢者を本稿では「老人」に対して「丈人」(大丈夫!の風格・気慨をもつ人)と呼び、人生をどこまでも発展・熟成・深化させようとしてふつふつと涌いて出る強い生活力あるいは生命力を「丈人力」と呼んでいます。

「老人力」と「丈人力」はともに漢字の古語として対比しながら使える利点があります。「大丈夫!」の励ましとともにみずからを励ましたいときに「丈人力!」と言い聞かせていただきたい。いま萎縮しつづける日本を活性化するために必要としている「成熟期+円熟期」の高齢者を支えることばなのです。
 といって「老人」「老人力」の意味を「支えられる高齢者(弱者)」に限定する意図も内容も持っていません。長い経緯をもつ「老人クラブ」や「敬老の日」(老人の日)の存在は人生のたいせつな暮らしの基盤です。この国の「高齢社会対策」が二〇年延滞してきたために、「老人」ということばが本来もっていたはずの社会的な意味合いを失ってきましたが、それを「丈人力」がフォローすることになるからです。

「クールジャパン」  

「クールジャパン」は「戦略」ではない
「21世紀のニッポンは国際的歴史的鉱脈です」と、本稿は世紀初めに世紀を展望して言いました。なぜそう言い切れるかというと、 はるか遠い日に東に向かった文化の波は漢・韓(かんから)を通じて日本に達して開花し、西に向かった技術の波はローマ・西欧 ・北米を経て遠い日本に至って開化したと知れるからです。開花・開化しなかったものは宝石鉱脈となって深く浅く横たわっているのです。そういえる理由は、わずかな特例のほか西へも東へも出て行った形跡がないからです。
 これまでのそんな国際的歴史的な溜め込みを、国外から訪れた人びとは、さまざまな鉱脈として探しあてて「クールジャパン」として発見を楽しんでいるのです。クール(かっこいい)と捉えられているもの、日本の製品・サービス・アニメ・漫画・ゲームからファッション・食・観光まで多岐にわたるからといって、「クールジャパン戦略」と称して国が国外で展開するのは本来の「クールジャパン」とはかけはなれた事業です。「共感」をもって海外に知らせるのは来日した外国の人びとだからです。20・3・6

「神(god)」 ◎「孔子」

 「神(god)」と「孔子」についての米中対立
ことしの中国の小学生むけ教科書から、外国文学作品の中の「神」や「聖書」といった表現が削除されました。たとえば『マッチ売りの少女』では「星が流れ落ちる時、魂が神様のもとへ行くのよ」というセリフが「星が流れ落ちる時、人がこの世を去るのよ」に変わったといいます。『論語』にも「子、怪力乱神を語らず」(「述而篇」から)や「いまだ生を知らず、いずくんぞ死を知らん」(「先進篇」から)とあって、来世の「神」の存在を認めない「宗教事務条例」にかかわってのことでしょう。
 一方、アメリカでは「孔子学院」の活動への制限があります。孔子学院は孔子の名を冠していますが儒学教育機関ではなく、海外の大学などと提携して中国語や中国文化の教育および宣伝、友好関係の醸成を目的とした政府の機関で、各国に500か所を超え、日本でも活動しています。
 全米で同学院の閉鎖がつづき、政治や経済の対立とともに考え方やしくみにかかわる文化の領域でも、見過ごすことのできない対立が動き出しています。2019・9・7

◎「戦没者追悼」

「戦没者追悼」おことばにみる上皇と新天皇
8月15日の「全国戦没者追悼式」での天皇の「おことば」の違いに気づかない人が多かったことと思います。本来であれば、退位されたとはいえ、令和(後平成)期の明仁上皇が継続して出席なされるべき行事だったでしょう。新天皇は、思いにおいても、ことばの継承においても、上皇の立場をしっかり踏襲されてはいましたが、これは保坂正康さんもNHKの解説で指摘されていたように、明仁上皇が「深い反省とともに」といわれたところを、新天皇は「深い反省の上に立って」という表現に変えておられました。同時代から歴史へとともに、非軍事平和期から“戦間期”(保阪さん)への転移であることに機を画する違いがあるのです。日本国民は歴史に学ばず気づかずに軍国化への道を歩もうとしており、そのことに韓国の人びとは同じ日の「光復節記念式典」で反発しているのです。わが国は、「戦禍の深い反省」とともに、「歴史の深い反省」の上に立って、非軍事平和の国づくりの道を歩まねばならないのです。
 8月15日は、本来は日韓両国民が同じ思いで年々その道程を確認する日なのです。
2020・8・31

「七十古希」 ◎「百齢眉寿」 

 酒のツケはいつも行く処どこにもあるけれど、人生七十は古来から稀なこと、と唐代の詩人杜甫はわが身にあるなしを吐露しています。酒豪でもあった杜甫の詩「曲江」の「酒債は尋常行く処に有り、人生七十は古来稀なり」から70歳を「古希」と呼ぶようになったといわれています。杜甫が59歳で没したことから「七十古希」が望む長寿の目標とされてきました。高級官人は70歳になると宮中どこででも使える杖をもらって「杖国」と呼ばれたといいます。「三笠の山の月」を想って長安で客死した阿部仲麻呂(晁衡)は70を越えて生きましたから拝受したのでしょう。
「百齢」は百歳のこと。唐代には人生百歳はなおはるかに遠い願望だったでしょう。「眉寿」は老齢になると白い長毛の眉(眉雪)が生えて長寿の特徴となることから。これは同じ唐代の書家虞世南が「願うこと百齢眉寿」(琵琶賦)と詠って百歳を願いましたが、80歳を天寿として去りました。「百齢眉寿」の虞世南は80歳、「七十古希」の杜甫は59歳でしたから、長寿への願望は遠くに置いたほうがいい。「古希」に達したら「百齢眉寿」を目標にして日また一日を過ごすことをおすすめします。2019・8・25

◎「G型ライフサイクル」 

長寿時代の「G型ライフサイクル」 
だれの人生にも「乳幼児期」「少年期」「青年期」「壮年期」「老年期」という5ステージ(年齢階層)があることは体験的に知っています。が、これは若年期に3階層をもつ発達心理学(エリク・エリクソン)の階層分けです。長寿時代をむかえて、ここでは加齢学(gerontology:ジェロントロジー)の観点から、逆に高年期に三階層を配する「G型ライフサイクル」を提案しています。
Ⅰ 青少年期   〇歳~二四歳  自己形成期(成長期)
  バトンゾーン 二五~二九歳  選択期
Ⅱ 中年期    三〇~五四歳  労働参加・社会参加期(成熟期)
  パラレルゾーン五五~五九歳  自立期・高年への準備期
Ⅲ 高年期    六〇~八四歳  地域社会参加・自己実現期(円熟期)
  前期高年期  六〇~七四歳  前期高年期  
         七五~八四歳  後期高年期
Ⅳ 長命期男性  八五歳~    ケア・尊厳期・晨星期
     女性  九〇歳~  
みずから納得できる「人生四つのステージ」を工夫してください。
 2019・8・29~


◎「中隠」 ◎「大隠」

高年期(人生の第三期)の生き方
高齢者(65歳+)のみなさんは、定年とともに年金(公的・私的)を得て、貯蓄と退職金を合わせて将来を見据えて、安心して「毎日が日曜日」といわれる余生(隠居)を送っているといわれています。働いてきた長い年月を思えば当然といえる程度なのですが。
「大隠は朝市に隠る」と『文選』に載る王康琚「反招隠」の詩にがあって、真の隠者はにぎやかな市中で暮らしているというのです。『文選』は平安時代からよく読まれて、小野岑守(篁の父)が言及していますし、のち『方丈記』の鴨長明の閑居には白居易の生き方が意識されています。 白居易(字が楽天)は「中隠」詩で、大隠はやはり朝市に住むこと、喧騒を離れて丘樊(郷村、山中)に入るのは小隠で、「出づるに似てまた処(お)るに似たり」の中隠をよしとしています。しごとに留まっていても心と力を労せず、忙しすぎず閑でもない、飢えと寒さをしのぐ給与も得られるというもの。今いう定年延長の「生涯現役」に近いですが、高齢者がみな小隠で25年+の長い余生を送ったら年金不足は起こって当然でしょう。中隠といわず社会参加する「大隠朝市」の人生を志向する時期にあるようです。2019・8・27

◎「平和団塊世代」

整理・制作中

◎「シニア用語NOW」

2016年1月~
「月刊丈風」2016年1月~
天皇がお気持ちを表明(8月8日)
天皇陛下がお気持ちを表明
◎全国戦没者追悼式
全国戦没者追悼式8月15日
◎高齢社会フォーラムin東京(平成28年度)7月20日
高齢社会フォーラムin 東京1
高齢社会フォーラムin 東京2
高齢社会フォーラムin 東京3
高連協臨時会員総会(8月17日)
高連協の再生総会20160817全
◎高齢社会対策基本法
高齢社会対策基本法
高齢社会対策大綱
「高齢社会対策大綱」
◎国際高齢者年
1999年国際高齢者年メモランダム
◎高齢者五原則(国連)
国連・高齢者五原則
一億総活躍国民会議(内閣府)
一億総活躍国民会議
一億総活躍国民会議(意見交換会)
緊急に実施すべき対策
安倍首相施政方針演説(2016年1月22日)
安倍首相臣施政方針演説
包括連携協定(さわやか福祉財団)
包括連携協定
◎『老後破産』 ◎『下流老人』
「老後破産」「下流老人」書評
◎「高齢社会対策基本法・対策大綱」
高齢社会対策20年の延滞
「高齢社会対策大綱」について
◎高連協
高連協について
 高齢者憲章
「高連協ニュース」(1998・11~2000・6)
高連協設立・活動
高連協の最近の活動
◎国際高齢者年1999年
1999年「国際高齢者年」
Generations United(世代間国際会議)
世代間連合国際会議
新老中八策
老中八策20160501

◎ さわやか福祉財団 全国交流フォーラム
全国交流フォーラム1a
全国交流フォーラム3aa
全国交流フォーラム3ab
全国交流フォーラム2a
2015年12月
高齢社会pdf

◎高齢社会

高齢者人口
『高齢社会白書』
高齢社会フォーラム
高齢化世界会議
高齢者地域移住(増田提案)
簡易生命表(平均寿命)
戦後70年首相談話
天皇のおことば
シルバーウイーク
敬老の日
アベノミクス・エイジノミクス
『老後破産』

『円熟人生のための三十章句』目次と見出し・全

『円熟人生のための三十章句』目次と見出し・全
~人生90年を上手にすごす~
筆名 堀亜起良
元『知恵蔵』編集長 堀内正範 著
三十章句目次a
はじめに
一章 「非を飾る」若者たち
二章 かあさんは許さない
三章 中堅社員のシニア批判
四章 「貯蓄ゼロの日」へのカウントダウン
五章 「引退余生」でいいか「現役長生」がいいか
六章 人生の円熟期に「丈人力」を活かす
七章 長寿を愛しむ三つの流儀
八章 「MY・・」がないマイホームで
九章 マドギワに居場所を据える
一〇章 宙に浮いたままの「暮らしの知恵」
一一章 「MADE IN JAPAN」のゆくえ
一二章 途上国産の日用品に囲まれて  
一三章 頼れる国産・地産品が再登場
一四章 和風回帰のキイは「季節感」の共有
一五章 春秋まわり舞台で衣食住を演出
一六章 まちの中心街は 「三代四季の情報源」
一七章 「歩行生活圏」に日々通う
一八章 「エイジング・イン・プレイス」で暮らす
一九章 高齢社会活動の先行事例
二〇章 「新・地域ブランド品」で全国制覇
二一章 わがまち独自の「地域助け合い」
二二章 朋友+生きがい+まちづくり
二三章 「人生の達人」としての八面玲瓏
二四章 ひとりの住民・市民として
二五章 ひとりの国民として
二六章 ちょっとばかり国際人として
二七章 不戦不争の灯かりを伝えて
二八章 そして「寿終正寝」(天寿)を全うする
おわりに
うち六章と七章
六章人生の円熟期に+
本になるまでの間、ご希望に応じて章ごとの内容をお送りいたします。
 
 

現代シニア用語事典 TODAY

『現代シニア用語事典 TODAY』「最新のシニア用語」から
「緊急に実施すべき対策」(一億総活躍国民会議2015・10・26)
「一億総活躍会議」緊急に実施すべき対策
『老後破産』『下流老人』書評 「老後破産」「下流老人」書評
一億総活躍担当大臣 安倍首相・加藤大臣記者会見1007
 --国民会議 「一億総活躍国民会議」
「一億総活躍国民会議」首相官邸 「一億総活躍国民会議」首相官邸・

高齢社会対策基本法20年 平成7年11月15日制定 村山富市内閣
http://www8.cao.go.jp/kourei/measure/a_4.htm
国際高齢者デー(2015・10・1)10月1日国際高齢者デー情報
「エイジレスライフ2015」紹介 9月敬老月間・エイジレスライフ紹介
高齢者数 我が国の高齢者・総務省2015・9・20
百歳状況 百歳状況・厚労省2015・9・15
包括連携協定 包括連携協定
丈風の会・老中八策 「丈風の会」活動趣意201509hp
国際高齢者デー2015 2015年「国際高齢者デー」の訴えa
房総長寿社会憲章 房総長寿社会憲章1992年
『老後破産』 「老後破産」書評
内閣府高齢社会フォーラム基調講演 内閣府フォーラム基調講演
内閣府高齢社会フォーラムプログラム  内閣府フォーラムプログラム
戦後70年・終戦の日天皇の御ことば 終戦の日天皇おことば
戦後70年・安倍首相談話 戦後70年首相談話リード  戦後70年首相談話
戦後60年・小泉首相談話  戦後60年の小泉談話全文
戦後50年・村山首相談話  戦後50年の村山談話全文
高齢社会対策大綱 高齢社会対策大綱全2012・09a
高齢社会白書 平成27年度「高齢社会白書」内容
WAA22関連データ集 WAA関連データ集
 

房総長寿社会憲章1992年

房総長寿社会憲章1992年
房総長寿社会憲章1992年
房総長寿社会憲章
長寿の時代を迎え、生涯にわたって生きがいとやすらぎのある人生をおくることは、私たち県民すべての願いです。
豊かな長寿社会を築くためには、一人ひとりが人間として尊ばれるとともに、家庭や地域社会でそれぞれの役割を担い、ともにいつくしみ、愛情あふれる社会を実現していくことが必要です。
私たちのふるさと房総の地は、温暖な気候、青い海そして豊かな緑に囲まれ、長寿のための自然環境に恵まれています。
さらに社会環境も着々と整い、空と海とを通じ世界に、そして輝かしい未来に向かい大きく飛躍しようとしています。
私たちは、ここに、豊かで、いきいきと活力ある長寿社会を築くことをめざして、房総長寿社会憲章を定めます。

  1. 房総の青い海と豊かな緑のもと、こころとからだを健やかにし、県民の総和による長寿のふるさとづくりに参加しよう
  2. お互いの知識や経験をいかし、よりよい社会づくりに努めよう
  3. 生涯にわたって自らの可能性を高め、生きがいあふれる暮らしを創造しよう
  4. 風土のかおりを大切に、人と自然とが調和したうるおいとやすらぎのあるふるさとをつくろう
  5. 家族のきずなを大切に、こころの通いあう温かい家庭を築こう
  6. 地域の人々とのつながりや世代間の交流を深め、ふれあいと支えあいのある地域社会をつくろう
  7. 未来に向かい、国際性豊かで活力のあるふるさとをつくろう 担当:千葉県健康福祉部高齢者福祉課企画調整班 043-223-2342
  8. 平成4年(1992年)3月31日 制定

65歳以上生年別男女別人口表(付・流行語・流行歌)

月刊丈風(4月号)制作
65歳以上年齢別男女別人口表
あなたのお生まれの年に丸をつけてください。
お若いこととお仲間が多いことに気づくでしょう。
その年の流行歌・流行語にも目配りを。
65歳~75歳は成熟社会の現役として、
75歳~85歳は円熟社会の主役として、
そして90歳を過ぎたら余生の傍役として、
それぞれに、着実になすべき
「日本高齢社会」達成への役回りがあるようです。
(堀内 記)
 
 
 

[老中八策] 尊厳ある高齢期人生のための指針 丈風の会 2015・01・01

老中八策20160501
◎[老中八策] 「尊厳」ある高齢期を送る指針 ここからひとつずつ・ひとつでも
一 65歳から90歳までの25年を他力依存でなく過ごすため「自立意識」を確立中
二 「引退余生」でなく「現役長生」で社会参加を続けながら「高齢期人生」を実現中
三 培ってきた知識技術を活かして高齢期の暮らしを豊かにする「優れモノ」を制作中
四 体(≧病気) 志(≧認知症) 行(≧介護) 三つのバランスで「包括ケア」を体現中
五 「三世代 (青少年~30歳 中年~60歳 高年~90歳+)協働型」社会を創出中
六 高齢者がつどう「居場所」でそれぞれの自己目標やみんなの課題の解決策を談議中
七 日また一日欠かさずに出て「地域生活圏」(「支え合い」の現場)の形成に参加中
八 「水玉模様のような小さな会」に加わり成果を語って各地各界の仲間同士と連携中
注:「自立・参加・ケア・自己実現・尊厳」(高齢者五原則)は国連が提唱する国際的指針。
                           2012・5・1~2016・1・1~
 
 
 

エイジノミクス

シニア用語today
「エイジノミクス」
「高齢化」の進展は多様なシニア層が新たに生まれる変化でもある。新たなライフスタイルやワークスタイルあるいはエンディングスタイルが登場する。また高齢社会対応のインフラや「地域包括支援制度」など新たな社会システムへの移行、「共助文化」の醸成、あるいは世代間の連携や多世代共創による新たな相乗効果の創造など、すべてがイノベーションをもたらす。エイジングはまさにイノベーションの宝庫である。
「エイジノミクス」ということばは、2014年7月7日に、「第3回高齢化世界会議(WAA22)」招致推進の会(準備会、三菱総研会議室)の席上で発案された。岡本憲之氏の趣旨説明の途中で、林玲子氏が発言したものである。『知恵蔵』の元編集者としては新語が生まれた瞬間に立ち会った実感があった。これから岡本氏の論考を通じて流行語になるだろう。「老人力」が赤瀬川原平氏と藤森照信氏の発案であったように、おふたりの発案として扱うのがいい。「アベノミクス」に欠落している高齢者と高齢社会を対象とする新たな経済活動の表現として「エイジノミクス」は大きく羽ばたくだろう。(2014/11 堀内)
 
エイジノミクス序論 ― 高齢化をチャンスと捉え成長に変える経済
岡本憲之
日本シンクタンク・アカデミー理事長
2014/11/29
はじめに
人口ボーナス/オーナス論への反論
戦後の高度成長の要因として、しばしば生産年齢人口の増加が挙げられる。いわゆる人口ボーナス論である。そして現在の日本では、少子高齢化に伴い生産年齢人口の急速な減少が始まっている。それは経済の足かせになり、成長を阻害する要因となる。いわゆる人口オーナス論である。このまま行くと、日本の未来には暗く衰退する社会が待っている・・・・・?
しかし本当にそうだろうか。確かに生産年齢人口の増加は経済成長の1つの要因とはなろう。しかし経済学者の吉川洋氏は、戦後の高度成長のより大きな要因として世帯数の増加を挙げている。戦後、地方から都会に出て来た若者たちは、新たに多くの世帯を形成した。いわゆる核家族化である。この核家族化の流れが、車や家電製品などの各世帯への普及を通じて高度成長を牽引したと言うのである。
戦後の大家族から核家族への変化の本質は何かを問えば、その答えは新たな人生スタイルの登場ということになるのではないか。そして新たな人生スタイルの登場こそが、イノベーションを起こし成長をもたらしてきたのではないか。そう考えると今の高齢化の流れに対しては、生産年齢人口の減少とは違った見方ができるのではないか。それは長寿化に伴う高齢期の新たな人生スタイルの登場という大きな流れである。
今や高齢者の人生は、昔のように老後とか余生といった十把一絡げの言葉では片付けられない。人生における長い高齢期は、多様で新しい人生スタイルの登場を意味し、それらはイノベーションと成長のチャンスと捉えることができるかもしれないのだ。
必要とされるエイジノミクス論
多くの人は高齢化に対して、「暗い」あるいは「衰退」といったイメージを持っているようだが、それは先入観である。実際イノベーション(に伴う成長)は変化の過程で起きる。エイジングすなわち人口構造の変化、これはイノベーションの機会である。日本をはじめ世界的に高齢化が進む中、経済の持続可能な発展に向けた道筋を改めて探るべきではないか。まさにそれこそがエイジノミクスである。
 
先端医療技術の進歩など技術的ブレークスルーはイノベーションを生み出す。しかし技術だけではない。例えば高齢化は、分厚く多様でアクティブな高齢層が新たに生まれる変化である。新たなライフスタイルやワークスタイル、あるいはエンディングスタイルが登場する。また高齢社会対応のインフラや地域支援制度等新たな社会システムへの移行、共助文化の醸成、あるいは多世代共創による新たな相乗効果の創造など、すべてがイノベーションを生み出す機会となる。まさにエイジングはイノベーションの宝庫である。
いよいよ本格的な超高齢社会を迎える日本。これからの日本は、かつての1回きりの人生「単作時代」から、平均寿命90歳を超える人生「二毛作時代」へと向かう。そしてイノベーションの機会も2倍に増える。来るべき未来で待っているのは暗く衰退する社会ではない。イノベーションに満ち溢れた、明るく活力ある社会である。そして、それを実現する経済がエイジノミクスである。
 
 
 

「忍辱負重」(にんじょく[にく]ふじゅう)

「忍辱負重」(にんじょく(にく)ふじゅう) 2014・11・19
俳優の高倉健さんが11月10日に亡くなりました。中国では文革のあと最初の外国映画となった「君よ憤怒の河を渉れ」(中国名「追捕」)の主演者として知られ、主人公の検事が着たコートは半月で10万着も売れたといいます。その後、「幸福の黄色いハンカチ」(「幸福的黄手帕」)や「遥かなる山の呼び声」(「遠山的呼喚」)があり、2005年には中国の張芸謀監督による合作「単騎、千里を走る」(「千里走単騎」)が撮影されています。張監督は、その公開にあたって、高倉さんは眼ではなく心で泣く(心在哭泣)演技者だったと紹介しています。
離世に当たっての「往く道は精進にして、忍びて終わり悔いなし」は、数多く演じた「忍辱負重」(辱めを忍んで重責を担う。『三国志・呉書「陸遜伝」』など)を思わせます。「不器用ですから・・どうぞお幸せに」(コマーシャル)といって去っていく姿を残して。健さん、天堂でどうぞお幸せに(幸福開心)。享年83歳でした。
(連載「四字熟語」円水社+ http://www.ensuisha.co.jp/plus/ より)
 

シニア用語 TODAY 

『現代シニア用語事典 』=「月刊丈風」編集
シニア用語today

老中八策20150101
エイジノミクス
シニア用語TODAY集
[内容]
 ◎長寿時代のライフサイク
◎「賀寿期五歳層」のステージ
◎「体志行」三つのカテゴリー
◎「平均余命」
社会保障制度改革国民会議
「国際高齢者年」(1999年)「高齢者五原則」
大正生まれの歌
ぎんさんの4人娘
「敬老の日」と「老人の日」「老人週間」「全老連」
「高齢者憲章」(高連協、1999年)
「いなみ野宣言」(いなみ野学園、1999年)
三浦雄一郎 18
木村次郎右衛門
合計特殊出生率
なだいなだ・老人党 
『現代シニア用語事典』制作中
分載#4
現代シニア用語事典(全) 制作中

現代シニア用語事典  「人生90年時代」を生きることば

現代シニア用語事典
「人生90年時代」を生きることば
=「月刊丈風」編集=

2011.12.01 ~ 稿
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◎目次

 #1 「定年余生」から「現役長生」へ http://jojin.jp/382
#2 高齢者・高齢期・高齢社会  http://jojin.jp/398
#3 個人の尊厳と家庭内高年化  http://jojin.jp/399
#4 家庭用品「途上国産」と「国産・地産」  http://jojin.jp/400
#5 高齢化製品と企業再リストラ  http://jojin.jp/401
#6 日本再生と地域の四季  http://jojin.jp/403
#7 人民・市民・国民・国際人  http://jojin.jp/405
#8 「人生90年時代」の「三世代現役多重型社会」  http://jojin.jp/407