百季人生

福祉・介護
の方面では
75歳以上を後期高齢者
と呼んでいるが、
ここでは50歳以上を二分して、
高年前期(50~74歳)
高年中期(60~84歳)
高年後期(75~99歳)
とし、それぞれの25年に属する
春夏秋冬の100季を、
暮らしの基準にすえている。
ひとつひとつの季節を ていねいに迎えては送る人生。
さまざまに季節小物を配して、 わが 「百季人生」 の日また一日を、
繊細に個性的に過ごすのは、 いささかささやかともいえる目標であるが、
人生の味わいはおおいに深まるだろう。
密室でぶんぶんクーラーを回して過ごす 無季節無機質な「常温」指向にかわって
「地域の四季」を家庭内にふんだんに取り込むこと。
忘れ去られていた床の間を折り折りの「四季花軸」が飾り、
しゃれたデザインの「四季カレンダー」が季節を伝える。
和洋折衷の住空間に、 豊饒な「わが百季人生」が刻まれる。
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らうんじ・茶王樹・南九十九里から
主人・堀内正範