新情報-2012・春 緊急提案「増税」論議より前に「日本長寿社会」構想を!

2012・春 緊急提案

「消費税増税」論議より前に国民に希望を与えて
内需を呼び起こす「日本長寿社会」構想を!

「来日方長」(来たる日まさに長し)といえるようなこの国の明るい将来の姿を、なぜ国会は国民を代表して衆議しないのか。前倒し「増税」論議では国民の活力を呼び起こすことができない。特に「官僚主導から国民主導の政治へ」という国民の負託によって政権についた民主党は、国民主導の政治を貫くこと。
そのためには「社会保障・税一体改革」より前に、「内需創出」の重要な課題である「日本長寿社会」構想を掲げて議論を展開し、三世代がそれぞれに暮らしやすい生活圏(史上新たな三世代多重型社会)を形成するグランドデザインを提案すること。
総選挙は各地・各界の国民の意見を聴取・集約するためにおこなうこと。
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・いまの国会の「消費税増税」論議では国民の活力を呼び起こすことができない。
・「内需創出」の潜在力は、若者ばかりでなく、3000万人に達した高齢者(65歳以上)の7~8割を占める「アクティブ・シニア(支える高齢者)」層にある。
・「二世代+α型社会」(支えられる高齢者への社会保障)から、支える高齢者層の自立・参加による「三世代多重型社会」への穏やかで緩やかな移行(転換でなく多重化)。
・アジア途上諸国の民衆と近代化の暮らしを共有する「途上国産の百均用品」から、わが国の熟年技術者が製作する「国産(地産)の優良品」による暮らしの充実へ(内需)。
・若年世代(~50歳)による「国家改革・平成維新」とともに、新たに高年世代(50歳~)による「地域再生・平成掘起」が加わる。
・「自然の災害」(天災)に遭遇したことで確認することになった「自然の恩恵」(天恵)としての「地域の四季」を基本にした伝統的な暮らしの復活。
*********ごあいさつ 2012・4・29
1999年の「国際高齢者年」このかた10年余の「日本社会の高齢化」の経緯を仔細に観察しつづけてきて、いまや危惧よりも危機を感じています。一介のジャーナリストとしてですが、ここに小論「まったなし“日本長寿社会”」(下記web)を警世の一石として投じることといたしました。
構想(グランドデザイン)形成を担うべき立場にある政党・政治家、官僚、学者・研究者、公益型企業人、メディアの方々へは「緊急提案」としてお送りしています。
*********堀内正範
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〒 299-4301 千葉県長生郡一宮町一宮9340-8
関連著書 『丈人のススメ  日本型高齢社会 -「平和団塊」が国難を救う-』
256ページ 1500円(税別) 2010・7・1発行 武田ランダムハウスジャパン