高齢者のための国連五原則

二〇世紀末の
一九九九年は、
「国際高齢者年」だった。
その年の一〇月一日が 「国際高齢者の日」。
いま高年期を迎えている人びとのうち、
どれほどの人がみずからが参加する機会として
理解していただろうか。
国際活動は「国連中心」でといいながら
ここにも「分担金は多く実践は少なく」の姿がある。
国連は、21世紀に先進国から迎える「高齢化社会」への
熱い願いを込めて、
自立・・・・・(independence)
参加・・・・・(participation)
ケア・・・・・・・・・(care)
自己実現・・(self-fulfilment)
尊厳・・・・・・・・(dignity)
という「高齢者のための国連五原則」を
新世紀を前に採択して、(九一年)
毎年一〇月一日を「国際高齢者の日」と定めたのである。
「高年化」の成果を、この日に国際発信するのも、
高齢化先進国として期待されるわが国の 高年者の役割なのである。
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らうんじ・茶王樹・南九十九里から
主人・堀内正範