「月刊丈風 高年時代」2022年 編集中

2022年(壬寅) 令和(後平成)4年 

樋口恵子賞応募原稿
2022年8月28日応募

「地域生涯大学校で生涯の友と学ぶ」
Ⅰ 仲間と楽しむ「地域カリキュラム」
 ・・水玉が揺れながら落ちてきて、視界が歪む。もう一方の目にも。ややあって眼底まですっきりして、白板の文字やモノの細部までが確かめられて・・来し方70年をしっかり見つづけてきて今。

ここは「N市生涯大学校」のセミナールームです。

 同年齢の夫とともに「N市生涯大学校」応募して、ふたりに入学決定の通知が届いて、新入生になって。きょうは3回目の一般教養講座「人生100年時代を豊かに過ごそう」を、A組の仲間といっしょに聞いています。2時間の講義の合間の休憩時間です。知り合ったばかりの仲間同士の会話の声が重なって、室内がはじけるようにざわついています。・・

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2023・2・1~
HP お知らせ 

 自分の意志の発出が他によって占められ満たされるのではなく、自分のことばとともに人生を生きるために。古代ギリシャ哲学の「ロゴス」が思われますが。
「初め(始め)にことばありき」(En arkhēi ēn ho logos )は、新約聖書『ヨハネによる福音書「第1章」』に記されています。キリスト者にとっては、神のことばロゴス)に関しての至言といっていいのでしょう。キリスト者にとっては「終わりもまた(神の)ことばありき」として終始するのでしょう。
 現代の「ロゴス」はときには親しい歌詞や詩や文学作品の語句のこともあって、どれもがひとりの人間の生き様を映して高揚感を与えてくれ、日々を支えてくれているにちがいなく、 受け手は心を開いて胸の奥深くにまでしっかり取り込むことになります。
 哲学のことばはそれとはやや異なって、そのままで取り込むのではなく、すき間や狭間を越えて応対することで、自分の中に自分のことばを見出す手助けをしてくれることになるのです。

 わたしは東洋で生きた先人がこしらえてくれた漢字のうちから、「哲」と「悟」の字を両掌に握りしめて、さながら哲学者のようにして過ごしたい。
「哲」は孔子が死を予感して「哲人それ萎えんか」と天を仰いで慨嘆したときの「生命への愛惜」に充ちたことばであり、「悟」は80歳の釈尊が、クシナーラの沙羅双樹の元で涅槃を迎えたときに、傍らの阿難陀にも聞き取れないほどに静かに語りかけた「悟」の最後のことばに習うことで。
 西洋の「初め(始め)に神ありき」ではなく、「初め(始め)に生命ありき」とする東洋の大地で生まれて2500年を生きつづけているふたつの叡智にしばらくの生き様を重ねて。
・・・・・・・・・・・
 こここまでの前書きで、その意味合いをわかってくれた仲間に熱いエールを送りたい。
 まずはこのHPのタイトルが「 丈風」と「茶王樹」の共有サイトであること。「丈風」は「高齢化」にかんする、「茶王樹」は「日中交流」にかんするふたつの課題。その狭間で分離しがたくふるまっていた1999年、わたしが還暦をむかえたとき、国連の「世界高齢者年」を迎えたのでした。(つづきます)
 

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未公開 半藤・藤井本音トーク 
歴史探検家と政界顧問が憂慮する「平和から戦間期へ」の萌芽

国家の品格は「平和」を守ること 

半藤 一利(はんどう かずとし)1930・5・21~2021・1・12 90歳
藤井 裕久(ふじい ひろひさ)1932・6・24~2022・7・10 90歳
2018年6月5日 芝白金台・藤井裕久事務所にて 

半藤・藤井対話 ダウンロード

見出し 
まずは乾杯。「東京大空襲」では死ぬところ    4 
岩波から出す『聞き書回顧録』の件で      7 
角栄さんは真底から平和主義者であった    10  
「繰り返す歴史」(戦争)への憂慮       12 
政官界の緊張感を支えたのは派閥の力     15
半藤さん著の歴史ものからあれこれ      20
時代の逆風を受け政治家は根を太くする    24
国際協調の潮目がまたアメリカから反転    26
赴任先の現地言語で議論ができない外交官   31
不人気の消費増税に賛成した野党自民党    34
中国侵略の発端は「民族的な悪い癖」     39
悲惨だった日露戦を知る軍人は非戦論者に   44
戦禍を知らない世代に平和は守れない     48
ニッポンは地政学的に守りづらい国      50
「日本国憲法一〇〇年」を国際的に迎える   55
野党とマスコミの役割は国民をあおること   58
人間としての自衛官をつくる防衛大学校    60
「双葉山敗れる」騒ぎの裏で進んだ戦時体制  64
公正中立の軸を見失った国家公務員      68
安倍昭惠夫人という人のこと         72
「民族的な悪い癖」の歴史検証が優先事項   78
軍隊とは独断専行するもの          82
どうしてアジアのあんなところが戦場に    87
戦争へむかう小さな芽を摘みつづける     93
「国家の品格」(国益)は平和を守ること    95 


「月刊丈風」2022年1月号

年賀状 米寿・傘寿を迎える人 日本(人)の夢といえば平和100年・人生100年 七十古希から百齢眉寿 「平和な国」づくりの世代伝承 新三密活動 高齢社会フォーラム 「民主主義」と「中国的民主」

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アーカイブス 「月刊丈風」2016年1月号

「丈風」2016年1月号pdf
老中八策
対策20年の延滞
「対策大綱」について
「一億総活躍」記者会見1007
一億総活躍国民会議
一億総活躍国民会議(意見交換会)
安倍首相施政方針演説
包括連携協定
2016高連協賀詞交歓会
高連協について
「老後破産」「下流老人」書評
全情報20160101
編集月旦2016年1月号
前月号まで
円熟人生への三十章句』目次a1 
全社協20151015A1
全社協20151015B
全社協20151015C1
全社協20151015C2
全社協シンポ原局長説明
全社協シンポ堀田講演
全社協シンポジウムa