「丈人」
ということばを
ご存知でしたか。
「尊老」という意味合いの
レッキとした古語なのです。
同じ高年齢者をいう「老人」とは
異なるニュアンスをもっています。
個人の胸の中では「丈人」と「老人」は
同時に同居しています。
高年齢者であることを認めつつ、
「老人」と呼びたくない、呼ばれたくない場面で
「丈人」と呼んでみてください。
「大丈夫!」といってみてください。
知って胸の中に暖めておいたことばが、
時に心をなごませ、時には生きる意欲だって
沸き立たせてくれます。
街なかを歩いているときに、
「いよう丈人!」 と大向こうから声がかかるような
高年者でありたいと願っています。
みんなが「高年者=丈人」として
尊厳をもって暮らすことで、
「丈人の時代」が見えてくるのが楽しみです。
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らうんじ・茶王樹・南九十九里から
主人・堀内正範