活動b 三世代同等同居住宅

「三世代同等同居(三代同同)住宅をふやす会」(暮らす会) 
 人生にとってもっともあってほしいのは「安居楽業」でしょうか。戦争のおそれのない「平和」がつづく国で、安眠ができて、能力を活かした「業」(しごと)を楽しんで暮らす。家族三世代で助け合ってすごして、最期を「寿終正寝」ができる住まい。「四世同堂」は封建時代の家父長を中心とした住まい。
 お互いのプライバシーを平等に確保した「同等同居」によって自立と共有ができる住まい。とくに女性が「寿退社」や「子育て」や「両親の老後介護」などさまざまな負担を軽減できて、三世代(青少年・中年・高年)が三期(成長期・成熟期・円熟期)をそれぞれに享受できる住まい。わが家三代の暮らしの知恵を伝えて活かせる住まい。
 実情は家族の近居・隣居、老いてケア付き一人暮らしの高層「高齢者ホーム」が「しあわせ人生」の内とされていますが、三世代が暮らせて家並み・街並みとしても安定した「三世代同等同居(三代同同)住宅」をふやすこと。個人には100年人生の拠点として、自治体にはまちづくりとして。 
 メーカーの三世代住宅設計見本には、たくさんの事例が掲載されています。が、若い夫婦と子ども中心でお年寄りは隠居という三世代不同同の設計もみられます。家族で話し合って世紀対応の「三世代同等同居(三代同同)住宅」を実現してください。
◎見本設計や住んでいる実例をお寄せください。