特集 「日本長寿社会」のパラダイムシフト

特集パラダイムシフトa
堀内正範 朝日新聞社社友・「月刊丈風」編集人  史上初・国際的に先行する「日本長寿社会=超高齢社会=三(四)世代多重型社会」の新たな内容を盛るために、本誌では新しいことば(器)を用いています。世紀をまたいで21世紀の初頭にわが国の65歳以上の「支える側の高齢者」(現役シニア=昭和丈人)層が中心になって、わが国独自の文化、伝統、暮らし方を活かして「成熟」した姿の「モノ・居場所・しくみ」をつくること。「自立・参加・ケア・自己実現・尊厳」(国連「高齢者五原則」)を体現しながら独自のプロセスを案出し、平和裏に国際的成功モデルを達成すること。そして青少年・中年・高年者それぞれが「人生の豊かな成果」を享受できる新たな社会が「日本長寿社会」です。「20世紀後半期の人生65年社会」から「21世紀初頭の人生90年社会」へ。わたしたちの活動は新たなパラダイムシフトによって展開いたします。