四字熟語-買空売空

買空売空
ばいくうばいくう

「空を買い、空を売る」というのは、実態としての現物の介在がなく価格変動からの差益を得るためにおこなう商売上の投機行為にいう。かつては奸商呼ばわりまでされたが、いまや「大衆資本主義」の盛時、株式による「買空売空」は日常茶飯事のことである。紛争の尖閣問題に関して中国側が、持ち主と国がおこなう売買を「買空売空」とするような使い方もある。

景観に売る価値がある超高層マンションも「空を買い空を売る」対象になる。東京スカイツリー効果も空間価値による利益だからそのうちである。タワー世界一だがビル世界一はドバイにあるブルジュハリファ(八二八メートル)。中東のドバイは、砂漠に超近代都市を現出し、世界一ならなんでも集める。オイルマネーで空中楼閣を築く「買空売空」国家といえよう。

架空の売買で暴利を得たり逆に大金を失うこともある。いずれにしても「粒粒辛苦」して働いている実業の人からすれば「それが人生か」ということになる。

「大清宣宗成皇帝聖訓」など