成長型長寿経済

与謝野馨経済財政担当相が、2011年1月21日、菅内閣の「新成長戦略実現会議」の自由討議の際にもちいたもの。与謝野氏は、「人生90年を前提とすると、定年延長や年金支給年齢の引き上げも必要」としたため、現役世代から年金支給年齢の引き上げのことで批判を受けた。が、「成長型長寿経済」は、これまでの歴代政府による「社会保障」一辺倒ではない「高齢社会」のありように触れており、議論の展開が期待される。