「高年化時代のライフ・ステージ2」

高年期人生を送っている
高年者にとって納得がいく
「ライフ・ステージ」というのは、
前項に提案したように
「三つのステージによる五階層」 である。
「三つのステージ」というのは、
「青少年期」「中年期」「高年期」であり、
「五階層」というのは、そのうちの「高年期」を
「高年前期」「高年後期」「超高年期」の
三つに分けたものである。
「青少年期」自己形成期 ~24歳 3129万人
「中年期」社会参加期 25~49歳 4284万人
「高年前期」社会参加と自己実現期50~74歳 4157万人
「高年後期」自己実現期 75~84歳 995万人
「超高年期」余生期 85歳~ 305万人
(人口は「国勢調査」2005・10から)
この表を眺めてたちどころに、
高年層に厚く分類していることに気づいてほしい。
「高年期」をすごす立場からは
これで窮屈さがなくなるはずである。
いささか恣意的ではないかと反論するより
まずは素直にご自分の「ライフ・ステージ」と
重ねあわせて納得していただきたい。